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中3生、夏休みの最初に取り組んでほしいこと

2021年07月20日

夏休みの宿題はいつまでに終わらせる?

明日から夏休みスタート!

中3生たちには耳の痛いお話をしています。

これを伝えると「えーっ!」と判を押したような反応が返ってきます。

お伝えしたのは「夏休みの宿題は出来れば1週間で、遅くとも7月末までには済ませよう」ということです。

リズムをつかむため

何十年も言い古されている言葉ですが、「夏は受験の天王山」と言われます。テストが続く2学期に向けて基礎力をつける最後のチャンスということですね。

堺市の中学校は運動部の引退が8月末の総体後ということもあり、受験勉強のリズムをつかめずに夏が終わってしまう、なんていうこともよくある話です。

夏休みの宿題を7月中に終わらせるとなると、それなりのペースで机に向かう必要があります。

それが習慣づけ、1日の学習ペースを身に付けるうえでちょうどいい役割を果たしてくれます。

夏休みの宿題は受験勉強の代わりにならない

たまに「夏休みの宿題が受験勉強の代わりになりますよね?」という質問を受けます。やることが明確になるし、提出義務があるものと成績を上げるのと一石二鳥になるし、というような気持ちはよく分かります。

でも・・・

言うまでのなく夏休みの宿題は通っている中学校の生徒全員一律で同じ内容のものが課されます。

ということは一人一人のレベルには合わせていないということですね。

最近はかなり減ってきましたが、作業系の宿題もあります。「漢字を1行書く」とか「英文を書き写す」といった宿題ですね。

作業系という名の通り手は動いているものの、アタマには入ってこない、または作業量の割りに効率がよくないことが多いです。(もちろん、しっかり意識して取り組めば効果はありますが。)

スッキリとした気持ちで

夏休みの終盤、心に何かひっかかっているような重苦しい気持ちになることはありませんでしょうか?

そう、読書感想文や自由研究などを残してしまった場合ですね。

そんなスッキリしない気持ちを持ち続けるのは精神衛生上よくありません。受験勉強にも身が入りません。

読書感想文の書き方については先日、記事にしました。よければ、参考になさってください。
夏休みの宿題はラスボスを最初にやっつけよう~読書感想文の攻略~

 

ということで、中3生はまずは1週間、頑張って夏休みの宿題を仕上げてもらえたらと思います。

 

最後までお読みいただき、ありがとうございます。

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