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2020年、中学入試に挑む受験生と保護者の方へ

2019年01月25日

こんにちは、低学年担当の福島妙です。1月19日からスタートした関西私立中学入試。そろそろ落ち着きを見せていることでしょうか。

中学入試が終わりました。

長かった中学受験は、まさに親子での「戦い」といっても大げさでないと思っています。

もちろん、受験をするのはお子さん本人です。しかし、陰に日向に、お昼のお弁当から夜のお弁当まで、時には大ゲンカをしながら入試本番まで子どもと並走していきたのは、他ならぬ保護者の方々と思います。

合格の二文字をつかんだお子さん、残念ながら不合格だったお子さんもいるでしょう。しかし、ここまでの努力は必ずどこかで実を結ぶと信じています。

さて!来年の今頃は現在小学校5年生のお子さんが本番を迎えます。入試本番まで残り1年を切りました。今までも頑張ってきたと思います。

でも、ここからの1年で子どもはまだまだ化けます。大化けする場合もあります。

家族会議を開きましょう。

今一度、ここからの1年を親子でどう過ごし、どこに超えなければならないハードルを設定するのか家族会議を開きましょう。そして、しっかりとお子さんの現時点の心身の状態を把握しましょう。

ハードルについて

ハードルは1年かけて調整を行います。高すぎても、低すぎてもよくありません。何段階かにわけてハードルを設定しなおすことも、お子さんのモチベーションに大きく影響します。

もし、ハードルの設定がわからなければ、塾の先生と必話し合いましょう。

懇談について

どこの塾でも個人懇談が、年に1,2回はあります。しかし、塾が決めている懇談時しか相談できないということはありません。

アポイントを取れば、決められた懇談とは別の時期であっても時間をとってくれるはずです。「アポイントを取れば」と書いたのには理由があります。

どこの塾でも担任の先生は、クラスの担当であるだけでなく国算理社のいずれか授業を担当する講師であることがほとんどです。そのため、授業を持っている時間に突然塾に相談にいっても、物理的に時間をとって話すことができません。

だから、授業前の訪問はさけるのは鉄板です。どの先生も授業の準備をしているからです。比較的時間を調整しやすいのは平日の午後の早い時間だと思いますが、一概に言えないので必ず通っている塾に問い合わせしましょう。

塾をかえようかと迷っている場合

現在通っている塾に不満があり、転塾を検討されている方は早く決断しましょう。すでに5年生の場合は入試まで1年を切っています。

中学入試は塾の先生との相性がとても大事です。決断をするのであれば、早いに越したことはありません。

しかし、転塾のリスクもしっかり家族で話し合いをするほうがいいです。

転塾先の先生は面談時にしっかりと状況を聞き取るのですが、聞き取りだけで完璧にお子さんのことを把握できる訳ではありません。

また保護者の意向で無理に転塾させた場合、お子さんは嫌々通塾することになります。その結果、一向に良い方向に進まない可能性があります。

今までと同じやり方では残りの1年を乗り越えることが難しいことが多いです。違った環境、違ったやり方、今までと違う気持ちと行動で取り組めるのかどうか、家族全員で話し合い合意したのちに転塾を決断してほしいと思います。

 

少しでもご家庭での勉強や受験のお役に立てば幸いです。

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