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清風中学校・高校、2023年入試説明会レポート

2023年09月12日

今日も入試説明会、3年ぶりに清風中学校・高校へ。

説明会は隣のホテル開催だったので、外観だけ撮ってきました。

私たち保護者世代には円形の校舎のイメージが強いかもしれません。(画像は学校の公式サイトより)
新校舎になって、もう8年も経つんですね。

前回、訪問時の記事はコチラです。
作文・論文指導が魅力的~清風中学校・高校~

論文指導

清風の教育の目玉は何といっても論文指導でしょう。少しずつ手を入れているのだと思いますが、毎回、論文指導のアピールがあります。

全員の作文を前回に指導したものを確認してから、添削するというのは並大抵ではないと思います。公立高校入試の前に作文を添削指導するので、よく理解できます。

そして共通テストや国公立大学の2次試験において、また総合型選抜において、この指導は威力を発揮するでしょうね。

仏教教育

校長先生が「4つの生き方」というお話をされていました。

「悪人の生き方」、目先の損得ばかり考えている。ひどいことをするが、それは目的ではなく幸せになろうと思っている。でも、方法が分からない。

「愚者の生き方」、自分にも他人のためにもならない。怒りのエネルギーを使ってしまう。自分の思い通りに物事を進めようとする。カッとならないように自戒、怒りのコントロールが重要。

「善人の生き方」、自分を置いておいても他人のことを考えている。自己犠牲を後悔しなければいいが、そうでなければその必要はない。なかなか継続が難しい生き方。

「福の神の生き方」、自利利他の生き方。自分を高めることによって、より多くの人の役に立つ生き方。それが周り回って自分にも得がある。

また、「安心、尊敬、信頼できる人物は失敗しない人ではない。失敗したときになにを学ぶかが大切」ということも仏教の経典にからめてお話されていました。

中高の入試で行われている面接では、こういった教育方針に理解ができる、反対でないかどうかの確認をしているとのことです。

割と中学生で「宗教はイヤ」「なんか怖い」とそれほど強くはないものの拒否反応を示す子がいます。私立高校に通っていた私も高校生の頃は母校での指導や行事に「もう、面倒くさいなぁ」といった感想しかありませんでした。

でも、今になって思うと「ああ、いいこと言っていたな」と思えます。仏教であれ、キリスト教であれ、神道であれ、また無宗教の学校や公立高校などでも建学の精神などを読んでみるのは面白いものだと、ようやくこの歳になって思えるようになりました。(当然ですが、特定の宗教を勧める意図はありません。)

6か年コースの進学状況

理Ⅲ:卒業生192名中108名が国公立大学に進学

理Ⅱ:152名中37名が国公立、22名が関関同立に進学

理1:34名中8が名国公立、1名が関関同立に進学

という実績だったそうです。いただいた数字の掲載が資料になく、プレゼンの中で触れていました。

3か年コースの進学状況

理数コース:78名中37名が国公立大学に進学

文理コース:75名中16名が国公立大学に進学

休日勉強会

お正月、GW、お盆、祝日に関係なく、学校が休みの日(授業がない日)は必ず自習室を使えるようにしているそうです。

またOB常駐して個別指導の対応、また大学や就職の話もしてくれるそうです。

2024年度入試での変更点

高校入試で変更はありません。

中学乳牛での英語検定取得者の優遇制度に変更があります。

英検2級で+35点(入試での得点に35点加点)だったのが+20点に、準1級以上で+60点だったのが+40点になります。

 

最後までお読みいただいて、ありがとうございます。

勉強や入試に役立つ情報をお送りします。
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