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公立高校入試での英検利用者の割合は・・・

2023年07月18日

今春の公立高校の入試結果資料が発表されました。

2つの重要な資料へのリンクを貼っておきます。

 

まずは「令和5年度大阪府公立高等学校入学者選抜学力検査(一般入学者選抜全日制の課程)における府立高等学校合格者の学力実態調査」(長いタイトルですね・・・)

問題別の正答率が掲載されていますので、過去問に取り組むときの目安にしていただければと思います。

(合格ラインについては五ツ木や大阪進研といった模試会社さんからいただける資料を待っている状態です。)

 

次に「公立高等学校入学状況概要について」です。

学校や学科別の倍率が掲載されていますね。

「志望者がどの地域から来ているのか」という資料もあります。旧4学区に分けて堺市のある旧第4学区の学校のほとんどが9割以上、第4学区からの志願者という状況です。大阪市や他の学区からの流入がほとんどないんですね。

 

また英検をはじめとする英語資格を活用して受験した生徒の割合も掲載されています。

全志願者(当日欠席者も含みます)に対する英語資格を活用した受験者の割合を出してみました。割合は多くないのですが、英検だけでなくTOEFL iBTやIELTSを利用した志願者もいます。

未来アカデミーのある堺市から通いやすいところに絞って、2年分だけですが比較してみましょう。

  令和5年度 令和4年度
天王寺 84.8% 79.9
三国丘 75.9% 64.6
岸和田 20.0% 14.9
泉陽 21.2% 16.7
8.4% 4.1
和泉 5.4% 2.4
登美丘 0% 0.6

すごい差ですね。天王寺、三国丘は資格を持っていないと不利、それ以外は持っていると大きなアドバンテージを得られる可能性があります。

 

いろいろと数字を見ていると面白いです。

学校別に比較できるのは公立高校ならでは。私立高校も同じようなデータがあると、もっと見えてくるものがあると思います。まあ、難しいかもしれませんが・・・

 

来春の受験に少しでも役に立てばと思います。

最後までお読みいただいて、ありがとうございます。

勉強や入試に役立つ情報をお送りします。
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