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中学3年生に残された時間は・・・

2019年08月27日

「そんなに少ないなんて・・・」

衝撃の事実を知ったような反応でした。

昨日から2学期がスタートしましたね。

中学3年生は基礎固めを終えて実力をつける時期に入りました。というようなことを受験生とはいえ中学3年生に伝えても実感がわかない子もいます。

それで具体的な数字を示しながら伝えると、「えーっ、そんなに!」という反応になりました。その反応の理由を書いていきますね。

復習!入試までのスケジュール

3学期

まずは、高校入試までのスケジュールの確認です。よければ手帳やカレンダーなどを横に置いて、一緒にチェックしてみてくださいね。

少し先のことですが、中学校では1月末に学年末テストがあります。だから冬休みが終わったらテスト2週間前。すぐに学年末テスト対策を始める時期です。

その約2週間後に私立高校の入試です。合否を踏まえて公立高校の受験校を決めます。

当然、この時期には入試の過去問題を解く必要もあります。そんな時期なので、3学期は落ち着いて自分のペースで勉強できる時間を確保するのが難しいかもしれません。

3学期のことをふまえて、冬期講習での課題のひとつが入試の過去問題を解くこと。未来アカデミーでは2学期の期末テストが終わったら受験生は冬期講習に入ります。

2学期

2学期には昨年までと同様に中間テストと期末テストがあります。中間テストは10月10日~11日(殿馬場、月州、大浜すべて今年は同日程!)、期末テストは11月末か12月初めの3日間です。この2つの定期テスト勉強とテスト当日で約5週間が費やされます。

来週から11月末までは13週間あります。そのうちの5週間です。

と言うことは、ざっくりとですが、受験勉強として使える日数は5週間ということです。多く見積もって12月1週目まで加えても9週間です。

受験生に残されたのは1科目あたり何時間?

ちょっと焦りの理由が見えてきたでしょうか?

9週間、日数にすると63日。1日5時間勉強するとして、315時間。

夏期講習の期間中に学習時間の記録を取ってもらいましたが、多い子で400時間、少ない子だと200時間台半ば。夏期講習で勉強したのと同じくらいの時間です。

しかも、この315時間には塾の授業や宿題をする時間も入ります。そう考えると1教科あたり50時間といったところでしょうか。

それで、「えーっ、そんなに(少ないの)…」「全然、足らんやん!」といった感想になったわけです。

やること、やらないことを明確に

1科目で50時間。たったのこれだけ。

だからこそ、これまで以上に重要なのは計画です。何となく気分で勉強していると「気づいたら入試直前」「やらないといけないことが出来なかった」となってしまいかねません。

一日の学習時間は、平日は1日6時間が限界、普通は4~5時間くらいですね。土日は人によって大きく違います。これまでしっかりと勉強に取り組んできた人は、12時間できる勉強体力があるかもしれません。平日と同じ4~5時間という人もいるでしょう。

この少ない時間で大切なのは、アレもコレもと焦って多くのことに手を出さないことです。確実にできることだけに絞りましょう。詰め込みすぎて、キチンとこなせないと、余計に自分を追い込んでしまいます。

未来アカデミーでは、それぞれの生徒に残された時間で取り組む課題を考えてもらいます。それを個人面談をしてチェックしていきます。それぞれ決めたことをルーチンとして毎週こなせるようサポートしていきます。

ぜひ、残りの半年を有効に活用してくださいね。

 

最後までお読みいただき、ありがとうございます。

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