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上手に自分を甘やかす

2020年08月20日

ピリッとした表情に

昨日の記事に書いたように、教室に来ていた受験生たちに今後のスケジュールについて伝えました。

受験生はもう一度、入試までのスケジュールの確認を

今年はコロナの影響で新学年が何となくスタートした感じだったのでしょうか。学校の教室の雰囲気を聞いても、まだまだピリッとしたものはないそうです。

でも入試まで1教科あたりに使える時間を知ると、さすがに焦りが出てきたようです。その後の授業での表情が少し引き締まったように感じました。

(授業がなく教室に来ていないなど、まだ伝えていない生徒さんには明日と明後日で直接お伝えしますね)

ヤル気は続かない

「これで入試まで頑張って勉強してくれる」と思いたいのですが、そうは問屋が卸しません。

刺激的なことを伝えて、その場ではモチベーションが上がるのですが、入試まで約6か月もの長い期間ずっとヤル気があるということはありません。

全くヤル気にならない日もあります。

だから、上手く自分をコントロールしてやる必要があるんです。

上手く自分を甘やかす

モチベーションを維持する方法はいろいろありますし、人によっても違います。

いくつか挙げてみますが、アレンジしながら自分に合う方法を見つけてもらえたらと思います。

自分への言葉がけ

マンガなんかでは壁に「絶対合格!」なんて貼ってあるのを目にします。

意外と有効なようです。アファメーションと言って、自分をコントロールする一つの手法です。繰り返し同じ言葉を目にすることで、自分で催眠術を掛けるようなイメージですね。

でも言葉だったら何でもOKではなく、自分でコントロールできる内容がいいそうです。

「絶対合格」は相手がいることですし、自分でコントロールできません。「最後まで集中して」なんかが良さそうですね。

「合格」を具体的にイメージする

前の項目にも通じますが、合格する姿を明確にイメージするのも効果的です。

例えば、「志望校の写真を見る」「文房具など、その学校のグッズを使う」「合格したら、どんな高校(中学、大学)生活を送るか想像する」といったことですね。

ニンジン作戦

賛否両論あるとは思いますが、モノで釣る作戦です。

「問題集を10ページやったら甘いものを食べる」「好きな文房具を買う」といった感じです。

ただし保護者の方が「〇〇できたら、お小遣いをあげる」なんていうのは、あまり良くないかもしれません。そういった刺激がないと動かなくなってしまうリスクが高いからです。

マラソン(受験勉強)は色々な自分に出会える

私は年に1回くらいのペースでマラソンに出ています。

大した記録を出せるわけではないのですが、本番の1日で色々な自分が出てきます。本番直前のヤル気のある自分、前半で調子よく走っているときの前向きな自分、後半にもうリタイアしたいと考えるネガティブな自分、でもリタイアは恥ずかしいという見栄っ張りな自分。

入試までの半年、マラソンと同じように様々な自分の姿を見ることでしょう。イヤな自分がいるかもしれませんが、必ず乗り越えて成長した自分に出会えます。

ぜひ、うまく自分で自分を甘やかしたり、おだてたり、鼓舞してやったりしながら、半年を乗り切ってくださいね。

 

最後までお読みいただき、ありがとうございます。

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