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ボランティアから学ぶこと

2019年05月18日

こんにちは、低学年担当の福島です。昼間はずいぶん暑くなりましたが、朝夕はすこし肌寒い日もあるので体調管理に気をつけないとすぐに風邪をひいてしまいそうですね。

さて、今回は昨年の同じ日にも参加してきたアクセシビリティ祭典2019について少しだけご紹介します。

アクセシビリティの祭典とは

画像:アクセシビリティの祭典2019公式サイトより引用

昨年度参加した時の記事はこちら。GAAD(Global Accessibilty Awarenee Day)の日にあわせて、神戸で開催されるイベントです。

福祉×Web=最新技術、そして今年のテーマは「インクルーシブな世界」でした。

自治体・企業・制作会社・障害者支援施設などに属する方々、障害を持つ当事者など様々な立場の人が、新しいアクセシビリティ技術に触れる機会になります。

※アクセシビリティ:近づきやすさやアクセスのしやすさのことであり、利用しやすさ、交通の便などの意味を含む。国立国語研究所「外来語」委員会は日本語への言い換えとして「利用しやすさ」を提案している[1][注釈 1]。現代では、広い種類の利用者が製品や建物、サービスなどを支障なく利用できる度合いを指していることが多い。英語本来のアクセシビリティは、ノーマライゼーションの推進の理念から社会のすべてに適用される意味合いがある。日本でのバリアフリーがこれにあたる。 ウィキペディアより

アクセシビリティの祭典では役割は

私は2016年から視覚障碍者向けのアプリ開発の裏方を担当していた関係で、アクセシビリティの祭典を主催されている団体の方と知り合いました。

そのご縁からイベントに参加するようになりました。今年は2年目で事務局メンバーとして、キックオフミーティングから参加。開催まで出展者様、スポンサー企業様への連絡窓口、facebook運用、当日の受付などを担当しました。

当日は、会場のイス並べからはじまり、受付担当、懇親会とながーい一日となりました。

たくさんの方がボランティアとして参加

このイベントの特徴は、Web関連の方だけでなく、福祉関連の方、作業療法士さん、障碍をもっている当事者の方などたくさんの方がイベント運営やセッション登壇者として携わっている点かもしれません。普段、接点のない方ともお話ができる貴重な機会だなと感じています。

また、視覚障碍の方や聴覚障碍、肢体不自由な方にご来場いただき、最新の機器に実際に触れ、体感していただけます。

当事者の方々はまだまだいろいろな点で不自由な生活を強いられていことが多い世の中かもしれません。しかし、少しずつ技術の進歩で変わっていっている面を知っていくことも重要かもしれません。

小さなことの積み重ね

色々なボランティア活動があるかもしれないですが、個人的には小さなことを積み重ねることでみなに優しい社会になるような気がします。被災地にいくようなボランティア活動はできないけれど、すぐ近くにいる人のお手伝いなら私にも、子どもたちにもできそうです。

視覚障碍をお持ちの方向けのアプリ開発に携わることで、今までは気づくことのできなかった不便さに目がいくようになりました。そして、身近なところからお手伝いできることとして、視覚障碍の方が駅などにいれば声をかけれるようになりました。

最初はちょっと声をかけることを躊躇しますが、1度お手伝いをすれば大丈夫です。何度か経験することで、お声をかけることも自然にできるようになりました。

そして自分がそういう姿を見せることで、次の世代の子どもたちもその背中を見て育っていってくれると信じています。

みながほんの少しの気遣いできっとよりよい社会になっていくような気がします。

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最後までお読みいただき、ありがとうございます。

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