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テスト範囲が広い場合は問題集の使い方でカバーを

2018年10月07日

範囲が広い今回の中間テストに向けて

さすがテスト前。黙々と課題に取り組んでいますね。

テスト範囲が広い今回の中間テスト。生徒たちが勉強をしている様子を見ているとバタバタ感がよく伝わってきます。

テスト範囲の広さは先日の記事でも少し触れましたね。

ワークは3回繰り返すのが理想ですが…

普段、生徒たちに伝えるのが、「定期テストで点数を上げたければ学校で配布されている問題集(ワーク)やプリントを繰り返し解きなさい」ということです。具体的には、現状の点数と目標点によって少し変わりますが、3回繰り返して解くのが効果的です。

でもテスト範囲が広いと3回も繰り返せないことがあります。もちろん、それで成績が下がってしまうのはイヤですよね。

ワークの使い方で練習不足をカバー

そんな時はワークの使い方でカバーすることができます。

自習をしている様子を見ていると左のページから右のページへ全問一気に解いていることが多いですね。

各単元を細分化して解く

少し見づらいかもしれませんが、この見開き左ページは「A問題」、右ページのさらに右半分は「B問題」となっています。

「A問題」は教科書の標準レベルの問題、「B問題」は少しだけ難易度が上がります。

「A問題」→「B問題」ではなく、「A問題」→次の単元の「A問題」という順に解きます。これで一通り、最後まで解いてくださいね。

あ、ひとつ注意が。ワークを解くときに、何ページも解いて一気に採点する人がいますが、効果が薄いですよ。1ページ解いたら答え合わせをして、間違えた問題は解き直したり、解説を読んだりして、解き方の確認をしてくださいね。

「A問題」を全て通したら、「B問題」に移ります。そして最後まで解きます。

これでテスト範囲の学習を「A問題」で1周り、「B問題」で2周り目の勉強をすることになりますね。

練習不足ままとめ問題でカバー

それでも、まだミスや不安点があるかもしれません。そんな時は、3周目として単元のまとめページを使います。

ワークによっては、「テスト対策」などとして難易度にバリエーションをつけたページを組み込んでいます。

ここで4周目です。

まとめると、ひとつの単元を一気に攻め落とすのではなく、少しずつ順番に繰り返して解くということです。

それによって2回、3回繰り返し解くのに近い効果を出すことができます。これでテスト直前に余裕があれば、間違えた問題をもう1回解き直してみてくださいね。最後のダメ押しがテストで出題される、なんていうのはよくあることですから。

全ての問題を解く必要はない

中には難しくて自力では解けない問題があるかと思います。

現状と目標点を考えて、実力に合わない難問はテスト勉強から外してしまっても構いません。

一部の学校を除いては、定期テストで出題されるのは基礎的な問題が中心です。差をつけるための難問はゼロではありませんが、数は少ないでしょう。

80点台までを目標にするのなら、基本問題に重点を置いて早く正確に解けるようにするほうが、点数は上がります。

↑こういった難易度の高い問題は、トップ校や2番手校を狙う人は解けるようにしておくといいと思います。

難易度の判断はこんなページを参考に

目次の前あたりにこんなページ↓があります。

問題の難易度や使い方のヒントが書かれていますので、参考にしてみてくださいね。

少しでも成績アップのヒントになれば嬉しいです。

最後までお読みいただき、ありがとうございます。

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