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テスト勉強の「型(かた)」

2019年11月22日

期末テスト前に数人の中学1年生が未来アカデミーの門を叩いてくれました。そこでの会話を少し振り返ってみたいと思います。

少しアレンジはしていますが、大筋は変えていません。

母親目線で見ると

「家ではほとんど勉強をしないんですよね…」

「テスト前でも勉強している時間と、スマホをいじっている時間とどっちが長いのか…」

「勉強と言ってもワークを埋めるのに精いっぱいで…」

子ども目線で見ると

「テスト範囲が出るのは1週間前やし…」

「ワークを解いて、マル付けをして提出って書いてあるし…」

「テスト勉強って、みんなそんな感じでしてるんじゃないの?」

「そもそも勉強の仕方なんて習ってないし…」

面談後のやりとり

ということで、その中学1年生と相談をしました。

私「自力で勉強しやすい科目は?」

Aくん「社会です」

「じゃあ、明日の日曜日、何ページ覚えられそう?」

「5ページなら…」

「じゃあ、ちょっと頑張って6ページにしようか?」

「わかりました」

翌週月曜日。

「どう、社会のワーク、進んだ?」

「いや、最後までは…」

「そっか。じゃあ、今日で6ページできそう?」

「何とか…」

「よし、じゃあ頑張って。明日また確認するからね」

翌日、火曜日。

「最後までできたかな?」

「はい!」

「じゃあ、テストするよ」

結果…

79問中、正解が39問。

「どう?この結果を見て」

「ちゃんと覚えたし、もっと出来ると思ったんですけど…」

「じゃあ、今日もう一度覚えなおしをしようか?」

「わかりました」

水曜日。

再テストをした結果、79問中69問の正解。

「あとちょっとやね。じゃあ、明日は2ページ追加して8ページでテストしてもいいかな?」

「わかりました!」

そして昨日の木曜日。

再々テストと追加の2ページで124問中114問正解。

「おっ、追加して問題分だけ正解が増えてるやん!」「どう、勉強の仕方が分かってきた?」

「はい!」

「じゃあ、今日から2ページずつ追加したらテスト〇日前には全ページの勉強が終わるよね」

・・・

もうAくんは、社会については一人で勉強できそうですね。

そして前回から点数を上げて結果を見せに来てくれると期待しています。

「型」が大切

茶道や華道、柔道に剣道。「道」とつくものには基本的な「型」というものがあります。

勉強も同じではないでしょうか。

暗記するコツだったり、ワークの使い方、チェックの仕方は人それぞれ違うかもしれません。

でも、学校の定期テスト勉強について言えば、学校のワークを「できるようになるまで」徹底的に出来るようにすることが「勉強の型」です。

 

最後までおいただいて、ありがとうございます。

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