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東京2020オリンピックを振り返り

2021年08月07日

こんにちは、低学年担当の福島妙です。

いよいよ明日でオリンピックが閉幕します。少し気が早いですが、東京オリンピックを振返ってみます。

前途多難のオリンピック

コロナの影響で開催が延期、大会関係者の不祥事が直前に明るみに出るなど、暗雲立ち込める中オリンピックがスタートしました。開催期間中も日々コロナの新規感染者数が増加し、各地でコロナワクチンを接種したくてもなかなか予約が取れない状況も続いています。

おそらく多くの方が、「こんな状況の中でオリンピックを本当に開催するのか?」と不安を口に出していたことが一度や二度はあったのではないでしょうか。

開会式がなんとか開催される

開会式の内容を振返ると、個人的な感想としては何億もの予算がかけられたにもかかわらず、日本の良さや独自性、ストーリーに欠け、世界に向けてどう映ったのだろうかと物足りなさを感じました。何人かの友人と開会式について意見を交換しましたが、一応にして「何か物足りない感じがして、残念だった。」と口をそろえました。

しかし、開会式を行うにあたりたくさんの関係者がここまでくるのに準備や練習を行ってきたことを考えると、コロナという特殊な状況の中で、開催できただけでも良しとしなければならないとも感じています。

また、開会式では多様性を重視し、各国の旗を男女ペアで掲げていたことなどは、新しいオリンピックのあり方を象徴していたような気がします。

活躍するアスリートたちの姿

コロナというストレスが常にある中で、アスリートたちの爽やかな涙や悔し涙を見ると、「頑張るってすごいことなんだな」というスポーツの持つ力を感じました。若い力の台頭、ベテランの有終の美、プレッシャーとの闘い、まさかの失敗や失点、どこを切り取っても、スポーツとは蓋を開けてみないとわからないもので、当事者だけでなく観戦している者に何らかの影響を与えるものなのだと思いました。

印象に残った場面

すべての競技を観戦しているわけではないのですが、観戦していた競技の中で印象に残っているのが、「スポーツクライミング」です。新種目として行われたスポーツクライミングは素晴らしい戦いだったなと感じました。

最も印象的だったのが、メダルをとった選手3人が表彰台の上でお互いの健闘を称えるかのように抱き合っていた姿です。スポーツクライミングだけではないと思いますが、特にこの競技は他者との闘いというよりも、まさに自分との戦いだと感じました。

また、リードというカテゴリでは競技前に「オブザベーション」といって、どのようなルートで攻略するのかを選手同士で意見交換できる時間がある点には驚きました。

鍛え抜かれた身体には無駄な脂肪が全くなく、人間の身体とは思えない体勢で果敢に登る姿に感動しました。

あっという間だったオリンピック

残すところあと2日となったオリンピック。最終日には女子バスケットボールの決勝戦があります。

準決勝では素晴らしいプレーを見せた日本チーム。最後は王者アメリカとの闘いです。実力差は明らかと言われているようですが、どこまで頑張れるのか、持てるすべての力を出し切って、精一杯戦ってほしいと思います。

 

最後までお読みいただき、ありがとうございます。

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