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茶道から学んだこと「努力と結果は直結しない、でも継続なしで結果は出ない」

2019年12月30日

こんにちは、低学年担当の福島妙です。

いよいよ今年もあとわずかとなりましたね。

今年はバタバタしていて、大掃除する時間がなかったのですが、明日、明後日とお客さんが自宅にきます。なんとか、床掃除だけは頑張りました。でも、日ごろ床掃除をさぼっていたので、ゴシゴシしすぎて右手が腱鞘炎になりかけました。w

さて、今回は少し2019年を振返ってみたいと思います。

2019年の挑戦は長い道のりの第一歩

毎年、塾長も私も新しい年を迎えるにあたり目標や挑戦などを考えています。

今年、私の最大の挑戦は茶道です。

もう聞き飽きたという人もいるかもしれませんが、それくらい私にとって今年の最も思い出深い挑戦となりました。w

そして、この挑戦は長い、長い道のりのほんとに小さな小さなステップだと感じる今日この頃です。

茶道を学びはじめました

今年一大決心をしてスタートした茶道のお稽古。
息も絶え絶え、なんとか現在も進行中です。

覚悟してスタートしたのですが、月3回のお稽古は想像以上に大変。でも、今まで知らなかったことが学べているなぁという実感があります。

そして、なにより学ぶって大変なんだなぁと日々感じています。
緊張して汗びっしょりになる経験は本当に久しぶりです。きっと、普通の人なら大したことでなくても、とにかく不器用な私には茶道のお稽古は修行のようです。www

修行のようなお稽古?どうして続けられているのか?

しんどくっても続けられるのは…、うーん、先生のおかげでしょうか。

先生にとって、今までにいないくらい不器用な生徒かもしれません。

でも、先生は「大丈夫よ。全部忘れちゃっていいから。いずれできるようになるんだから。」って笑顔で励ましてくれます。

何度かくじけそうになったのですが、先生が私にあきらめずにいてくれてるのに、途中に投げ出すなんてことできないなって思いました。

指導を受けることで指導する立場の人間の姿勢を学んでいます

茶道を学んでいる方なら当たり前のことかもしれないですが、(ご存知ない方のために)茶道のお稽古は完全に個別指導です。

もちろん、お稽古時間中は複数の人がいます。

でも、その日にやることは個々に違い、生徒一人一人のお点前(てまえ)を先生が個別に指導していくんです。

私のように、先日指導してもらったことなのに1週間後には全くできない生徒にも呆れずに指導してくれます。

自分でも嫌になるのですが、やっかいなのは、先週できたはずなのに今週は頭が真っ白になって出来なくなっていることが日常茶飯事です。

でも、そんな状況の生徒にもいつも変わらぬ態度で指導してくれる点は、頭が下がります。
そんな先生の姿勢に応えようと、お点前の動画を見て参考にしたり、自宅で練習したり。

そんなこんなで、なんとか続けてこれました。

勉強は自分のためだけれど、誉められたい

よく子どもたちには「勉強するってママのためや先生のためじゃなくて、自分のためなんだよ。」って声をかけます。

実際、学ぶことはとにもかくにも自分のためです。

でも、自分が生徒の立場になってみると、お世話になっている先生のためにも先生に褒めらてもらえるような生徒になりたいっと思うことがあります。

だから、子どもたちができなかったことが出来るようになった時には、ほめてあげることが大事だなと感じています。ほめてもらうことで、次も頑張ろうと思えることを今年に入って昔以上に実感しているからだと思います。

努力したらすぐに結果が出るとは限らない、続けないと結果はでない

茶道を学び始めて、すぐに結果の出ない茶道は勉強に似ているなとよく感じます。

学んだことがすぐに点数に反映しないことや、昨日解けたはずの問題が1か月後に解けなかったり。

茶道をやっていた友人や知人からは、こんなことを言われました。

「覚えようとするからだめなのよ。身体が自然に動くまでやっていく。そうすると何も考えなくても自然に身体が覚えていて動くようになるから。あせらないことよ」

勉強もそうなんだと思います。

丸暗記したものは、すぐに忘れます。何度も何度も繰り返してやることで、自然にアウトプットできるようになる必要があります。

私たちは、考えなくてもひらがなが書けるようになりました。考えなくても九九が言えるようになりました。考えなくてもアルファベットが書けるようになりました。

1+1=2と反射的に答えが出ます。そうなるためには、徹底して繰り返したから意識しなくてもできるようになったはずなんですね。

茶道も勉強も一筋縄にはいきません。何度も何度も嫌というほど繰り返すことで、自分の身になっていくのだと思います。

2019年の挑戦は本当に実りの多いものになりました。

苦手なものに挑戦するって、とってもパワーがいります。でも、だからこそできることが少しずつ増えると、喜びはひとしおです。

子どもたちにもこの苦しさを乗り越えた先の喜びを勉強の中でつかんでほしいと願ってやみません。

2019年はあと数日で終わります。2020年はどんな年にしようかなと考えています。

みなさん良いお年を!

 

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こんにちは、福島妙です。

いよいよ今年もあと11月、12月のあと2か月となりました。毎年、同じセリフを言っていますが、あと2か月で今年が終わるなんて、信じられないくらい時間のたつのが早いです。昨年はコロナで紅葉を楽しめませんでした。今年こそは、奈良や京都でしっとりした秋を楽しみたいです。

さて、今回は社会人になってからの学びの選択肢に新たな取り組みが現れたので、ご紹介したいと思います。

早稲田大学が「Life Redesign College」を2022年4月開講

海外では社会人になって学び直すことは一般的で、数年働いてから大学や大学院に行くことは珍しいことではありません。日本でも昔は学び直しをする機会は少なかったですが、最近は社会人になってから大学や大学院、専門学校へ行き直すことも珍しくなくなってきました。

さて、そんななか早稲田大学が50歳以上を対照とした「Life Redesign College」を開校するニュースを見ました。「Life Redesign College」では、1年間の通学制の履修証明プログラムが実施されるそうです。

社会人大学院は色々あるものの、ターゲットを50歳以上とするのは、珍しい取り組みだと思いました。

「Life Redesign College」

この「Life Redesign College」について、以下のような説明がありました。

「ワークショップやディスカッションを通じて、幼少期から現在までの体験や知識、これまでの人生で得たスキルの棚卸しを行い、興味と関心を掘り下げると同時にこれからの自身の人生における「いきがい」を探求するための仕組みを用意しています。」

また、大学は積極的に学生がコミュニティを築くことを後押しし、講座修了後にも修了生同士のつながりが続くような会員制度のようなものを作っていくようです。大人になってからのできる友人というのは、きっとかけがえのないものになることでしょう。

どんなことを学ぶの

Social Issues(社会課題)、 Liberal Arts(教養) 、Communication(表現・伝承)の3つの分野を柱として、1年間で14科目以上の科目を修了しなければなりません。ちなみに、修了後に学位はもらえません。もし、学位を希望する場合は、その後大学や大学院への進学を視野に入れていくといいと思います。

科目群 必修/選択 科目数 備考
Life Redesign科目群 必修 6科目
専門科目群
‐3つの領域‐
①Social Issues
②Liberal Arts
③Communication
必修 3科目 3領域の指定科目
選択必修 1科目 Social Issues領域の指定の3科目から1科目以上選択
選択 2科目 3領域に設置の科目から選択
ゼミナール 選択必修 2科目 秋学期1科目、冬学期1科目の計2科目。原則同一ゼミナールを受講
合計 14科目

出展:https://lrc.waseda.jp/curriculum/

1年間の流れは下記の通りです。(予定は変更となる場合があります。)

4月 ・入学式、懇親会
・春学期開始
5月 ・夏学期科目登録
6月 ・春学期終了
7月 ・夏学期開始
8月 ・秋学期科目登録
・夏季休業(2週間)
9月 ・夏学期終了
・特別講演会
10月 ・秋学期開始
11月 ・冬学期科目登録
12月 ・秋学期終了
・年末交流会
・冬季休業(3週間)
1月 ・冬学期開始
2月
3月 ・冬学期終了
・修了式、修了パーティー

出展:https://lrc.waseda.jp/curriculum/

まとめ

私は子どもの頃は勉強が嫌いでした。今もコツコツ何かを継続するのは苦手です。でも、茶道や日本茶のコミュニティに所属するようになり、勉強って興味があれば続けられるものだなと改めてここ何年か感じています。

特に一人で勉強が苦手な私はクラスメートと一緒に勉強したり、ディスカッションをすることによって学びを深めるタイプなので、早稲田大学の「Life Redesign College」には興味津々です。「遅すぎる学びはない」というメッセージにしびれましたね。

次女が大学生になるタイミングで(何年先ですかね・・・w)ぜひチャレンジしてみたいなと思いました。その頃までに同じような取り組みをする大学が関西でもでてくることを祈ります!

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こんにちは、低学年担当の福島です。

大阪に台風が来ると思っていましたが、朝起きると大したことなくてよかったです。これから、台風シーズンを迎えるので、電車が止まったりする可能性があり、ちょっと心配です。3年前のような大きな台風が来ないことを祈ります。

堺の町をそぞろ歩き隊

さて、本日は千利休生誕500年を記念をしたイベント「堺の町をそぞろ歩き隊」というイベントの第一回目に参加してきました。このイベントは全3回で開催される予定です。

第一回目は、講談師・旭堂南湖さんが「利休とお茶」という演目で講談をしてくださり、利休の茶の湯を学べる博物館「さかい利晶の杜」(堺市堺区)まで歩くというものでした。しかし、残念ながら緊急事態宣言中ということで利晶の杜には入館できず、千利休屋敷跡まで歩いて散会となりました。利晶の杜に入館できなかったことから、学芸員の矢内一磨さんが開口神社までこられて、色々なお話をしてくださいました。

旭堂南湖さんの講談

講談は初体験だったのですが、とても面白くて会場は笑いで溢れました。講談師の旭堂南湖さんが私と同じように茶道の裏千家に入門されて、おおよそ1年たったということ。それで、お稽古のお話をされたところに、お気持ちが手に取るように分かってしまいました。先生に「親指!」と何度も注意されたそうで、「わー、私も今でも注意されているし、みな一緒なんだぁ。」と1人くすくす笑ってしまいしました。

旭堂南湖さんのお名前をご存じない方でも、現在ユニバーサルスタジオジャパンのハロウィンコマーシャルにご出演中と聞くと、「あ!」と思われるかもしれません。イベントでもこのコマーシャル撮影中の裏話をして下さり、とても面白かったです。

 

基礎知識は必要かも

イベントでは千利休にまつわるお話を伺いました。

今回のお話を楽しめた理由を考えたのですが、お茶を習っていたことが1番大きかったなと思います。もし、私が茶道を習っていなかったら、細部まで理解できたかどうかあやしかったです。

例えば、「正客(しょうきゃく)」「御詰(おつめ)」「躙口(にじりぐち)」などは、茶道を習い始める前だと正直言うと、何のことか分からなかったと思います。

私は今まで落語や講談、歌舞伎、文楽など日本の伝統芸能に関して、ふれる機会がほとんどありませんでした。
(亡くなった祖父が落語家だったので、唯一落語だけは馴染みがありますが。)

この歳になり、やっと機会あって講談に触れることができて、基礎的な日本の歴史や文化などを理解していてこそ、楽しめるのだなと感じました。

今回の講談の中では、歴史の授業に出てきた、「豊臣秀吉」や「加藤清正」が出てきていました。日本史に詳しければ、もっと楽しめたんでしょうね。

全3回のイベントの第二回、第三回は下記の内容となっています。
※残念ながら予約枠はすでにいっぱいとなっています。

  • 第二回:10月16日(土)落語「はてなの茶碗」を聴いて、まんじゅうやお茶に親しむ
  • 第三回:11月13日(土)千利休の時代の講談を聴き、妙國寺の蘇鉄を見に行こう

また、千利休とゆかりの深い堺ならではのイベントがあれば、ぜひ参加したいなと思いました。

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こんにちは、低学年担当の福島妙です。

今回の緊急事態宣言中、通っている茶道のお稽古がお休みになるかなと思っていました。しかし、幸いにも今回はお休みにはならず通常通りにあります。そんなお稽古中の先生のセリフをご紹介したいと思います。

お稽古続いているの?

はい。wwコロナで休講期間がありましたが、マイペースに茶道のお稽古を続けています。
(初めてこちらのブログを読まれる方はこちらを参照。)

相変わらず「あれ?」「うーん・・・」「あ!」っとなりながらですが、それでもなんとかやっております。

1年くらいたったので、初級の「許状(きょじょう)」ももらいました。許状は「これから〇〇っていうお稽古をしてもいいですよぉ」という許可をあたえるものであって、「〇〇ができるようになりました。」という修了証書とは異なります。

そろそろ季節は秋へ

茶道では8月も過ぎると、季節を先取って秋の季語がでてきます。季語と茶道の何がつながるの?と思う方もいるかもしれませんね。

茶道では茶笏(ちゃしゃく)といって、抹茶をすくスプーンののような木でできた道具があります。その道具に毎回お名前をつけます。

(本来は元から名前がついていますが、有名な名前がついているような道具はとっても高価なもので、お稽古で使う道具などはその場でお稽古をしている人が自由に名前をつけます。)

通常、その時期の季語を用いることが多いです。

そんなことも最初は全然知らないので、毎回うまい名前をつけられず「うーん。」となります。

最近は事前にお稽古の日にあわせて季語を調べていくようにしています。そうしないと、ぱっと季語ってでてこないものです。勉強でいう予習みたいな感じですね。

このブログは8月も終わりに書いているので、気温は30度を超えていますが、「秋風」とか「初嵐」など初秋をイメージさせるものを今の時期には名前としてつければいいということです。

先生のおかげでなんとか

お稽古では満足に終えられたことが、いまだにありません。「前回できなかった〇〇はできるようになった!」と思ったら、「あーーー、えっとこの後どうするんだったかなぁ。」と必ず、どこかで頭が真っ白になります。

本来、お茶を淹れる動作は合理的にできているので、自然に動けばいいはずなのです。でも、「えっと、棗(なつめ=お茶を入れる茶器)をふいた。茶筅(ちゃせん=お茶を点てる、混ぜる道具)を清めた。次は・・・」なんて考えていると上手くいかないようです。

身体が自然に動くようになるまでお稽古を続けるしかないのだろうと思います。毎回毎回、笑っちゃうくらい間違えるのですが、先生はあきらめずにちゃんと教えてくれます。先生に「覚えられないです・・・」とぼそっと言うと、「あー、いいのよぉ。忘れちゃうからお稽古するのよー。楽しんだらいいから。」っと言われました。

いつもこの言葉で救われてなんとか今も続いています。

勉強でも「なんで何回もやっているのに、この問題ができないのだろう。」と思ってしまうことがあると思います。でも、覚えてたことでも忘れてしまうものなんです。そこであきらめて勉強をストップしたら終わりです。何度もやり続けて自然にできるようになるまで、なんとかやるしかない。できるまでやる。

苦手なことをできるようにすることは、簡単ではありませんがあきらめずにやっていきましょう。

 

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こんにちは、低学年担当の福島妙です。

6月が終わり、いよいよ2021年も後半がスタートしました。あっという間に半年が終わってしまったと感じているのは、私だけではないと思います。

6月30日になると「夏越の祓(なごしのはらえ)」で、「輪くぐり」を目にしてことがある方も多いと思います。

「夏越の祓(なごしのはらえ)」は、1年間の半分が終わったので、その半年間の穢れを落として、残りの半分の無病息災を祈願するものです。

夏越といえば、先日茶道のお稽古で茶杓の御名に「なごし」と言われていた方がいました。その時に、「なごし」がなんのことがわからなくて、先生が説明してくれました。それで、今日の冒頭の文章がでてきたわけなんですね。

さて、久しぶりに茶道のお稽古について書きたいと思います。

茶道のお稽古どうなってるの

未来アカデミーのニューズレター編集後記では、よく茶道のお稽古の経過報告をしてます。でも、ブログに書くのは久しぶりですね。ご心配している方もいらっしゃるかも?しれませんが、マイペースにお稽古は続けています。

でも、コロナの影響でつい先日までお稽古がお休みになっていました。1か月ぶりにようやくお教室が再開されました。

そして、冷や汗を毎回かきながら、「入門」、「小習」「茶通箱」の「許状」と裏千家の会員番号カードみたいなものを頂くことができました。(ちなみに、「許状」と「免状」は別物です。)

「免状」はちゃんとできるようになったからもらえるイメージだとしたら、「許状」は何か試験があるわけではなく、ある一定の期間継続してお稽古に通ったら、〇〇っていうお点前を習える資格をあげますよっていうものだと思います。

1年間でやってきたのは、割稽古、盆略手前、お運び薄茶、更好棚薄茶、杉棚薄茶、五行棚薄茶などを習いました。でも、この中に「茶通箱」というのはありません。ということは、これから習うお許しをもらえたってことですね。

そして季節はかわりまた四苦八苦

許状をもらえてウキウキしていたのですが、1か月のお休み後のお稽古では半年ぶりに炉から風炉にかわっていました。以前も書いたと思うのですが、おおざっぱに書くと、茶道では季節がかわると使う道具がかわったり、置き場所がかわったりします。

車の運転で言うと、右ハンドルから左ハンドルに変わるとか、そんな感じですかね。w(ちょっと違うな・・・)

まぁ、普通の人だと問題ないのですが、私のような不器用な人には、この季節がかわることで今までやっていたことと少しだけ違うことをやることになり、少し違うだけのことで頭が真っ白になってしまうってわけです。w

一度乗れるようになった自転車の乗り方は忘れないといいます。実際、自転車はそうなのですが、お茶に関しては半年前にできていたことなのに、半年しなくなると記憶から抹消されてしまいます。なぜなんでしょうかね。

忘れたらまたやるしかない

先生には呆れられるのですが、とにかく忘れちゃったらまたやるしかないんですね。もちろん、背中は汗でびっしょりですけど、恥ずかしくても何度も何度も忘れている部分を繰り返すことでしか、定着しないのだと思います。

先生が言うのです。「わすれちゃうから、お稽古するのよぉ。」

勉強もそうだと思いませんか?

 

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こんにちは、低学年担当の福島妙です。

今日は立冬です。11月に入って急に寒さが増してきましたね。

立冬とは、冬の始まりのことで、「立」には新しい季節になるという意味があります。

茶道では11月に炉開きがあり、「茶人の正月」と言われるくらい1年で最も大事な月だそうです。私も今日はお茶のお稽古です。先生から風炉から炉にかわることを、10月最後のお稽古の際に聞きました。久しぶりに炉のお稽古なので、リセットボタンを押された感が強いのですが、ぼちぼち頑張ります。

今年もあと2か月

いよいよ今年も2か月を切りました。

これからの2か月は私立中学受験生にとっては、最後の追い込みです。年が明けて、約2週間後には入試本番を迎えます。

関西の私立受験統一日の2021年1月16日を納得する形で迎えられるようにしたいものです。

受験日から逆算したスケジュールを作成

残り少ない2か月をどう過ごすのか。入試当日から逆算して、スケジュールをたてましょう。

まだまだ先だと思っている受験日を逆算していくと、いかに限られた時間であるか認識できます。

「うちの子なかなかエンジンがかからなくて・・・」とのほほんとしているお子さんに気合をいれさせるためにも、親子で「受験カレンダー」などを作ってみるといいでしょう。

受験校を迷っている方は絞り込みをしましょう

受験校を迷われているご家庭のみなさんは、遠慮せずに塾の担当者に相談をしましょう。一概には言えないですが、中学受験では下記にあげた3校程度の学校を検討しておく必要があります、

1.チャレンジ校

2.本命校

3.滑り止め校

現時点で受験校を確定させる必要はありませんが、ある程度は候補校を絞り込んでおく時期に来ています。3校くらいに絞り込んでから塾の担当者に相談することでより具体的なアドバイスをしてもらえるはずです。

受験日のチェックを忘れないように

中学受験では複数の学校を受験することが多いです。各学校の受験日を調べておきましょう。無理のない日程調整を行うことも子どもの負担を減らすための重要なポイントになります。

昨今は午前、午後入試など一日に2回入試を開催している学校が増えています。うまくスケジューリングすることで、3日間~4日間でかなりの学校を受験することが可能になってきました。(個人的には、午前にA学校、午後にB学校をはしごして受験するのはきついので、できれば避けたい気持ちが強いです。)

 

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堺市でこんな塾がありますが、ご存知でしょうか?

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こんにちは、低学年担当の福島妙です。

今回は自分自身の苦労をお伝えすることで、自己成長には時間がかかることを知って欲しいと思います。

木の積み木が階段状につまれた画像です。

お茶のお稽古が再開

コロナが拡がったことで、お茶のお稽古も休講となっていました。

長いお休み後にようやく7月からお稽古が再開されました!何度かブログでお茶のお稽古を一大決心してスタートしたことを書いてきましたが、現在も何とかお稽古を続けています。

でも、あいかわらず月に3回お稽古に行くたびに「はぁ~。もう無理だ。」とぐったり。

きっとお茶を長く習っている方からすると、「そんなこと言ってないで、まだはじめたばかりなんだから。」という感じだと思います。でも、やっぱり向き不向きってあるようで、きっと私は根本的にお茶には不向きなんだなということを思い知らされるばかりで、その度に自己嫌悪に陥ってしまいます。

「そんなに向いてないなら、やめた方がいいよ」という悪魔のささやきが毎回聞こえるのも事実です。でも、50歳までになんとか「薄茶のお運び」だけでも、冷や汗かかずにできるようになりたいのです!

「~できるようになりたい」という目標設定

私は飽き性で、一つのことを長く続けることが苦手です。でも、きっとそれは何一つ継続してこなかった自分の言い訳にしているのだと、大人になってから気づきました。

きっと最初に目標設定をしないことが継続できない原因だと考え、お茶のお稽古を始めることを決めた時に目標設定をしました。

それが、前述した「5年後に冷や汗をかかずにお茶を点てるようになり、お茶のお稽古を楽しめるようになること」です。

きっと茶道に向いている方だと、「すぐにできるのかな?」というレベルかもしれません。しかし私にとってはフルマラソン走るきるくらい大変そうです。

でも、なりたい自分をイメージをすることで、頑張れるのだと思います。

何がそんなに難しいのか

さて、お茶の何がそんなに難しいと私は感じているのでしょうか?

「全部です。」 wwww

どこが難しいかというより、すべてが今まで意識してこなかったことを意識することが難しいのです。そして、意識しないといけないとなると自然な動きができなくなり、そして当たり前のようにできるはずのことができないことに難しさを感じています。

お道具に名前があること、どうして決められた動きがあるのか、お茶を頂く前に感謝して頂くことなど、すべてに意味があります。

先生から説明されると「あー、そういう事なのか。」「あー、だからここに置くのか。」と頭では理解できます。それらすべて意味のあることを、普段全く意識をしてこなかった自分がいることが、私の一番欠けている部分なんだと思います。それは、日ごろの習慣で元々当たり前のように過ごしてこられた方には、造作もないことなのかもしれません。

しかし、なぜか私は色々なことができません。

例えば、本当に細かいことなのかもしれないですが、指と指の間がすこーし開いていたり、背筋がのびていなかったり、身体にぐっと力を入れすぎていたり・・・一つ注意されて、そこに気を取られると、また別のことがおろそかになってしまいます。

そして、さらに現在進行形で苦しんでいるのが、季節によってしつらえが違うことです。

半年やってきたこと、季節が寒い時期から暑い時期にかわったことで、釜の位置などすべてが変わってしまいました。ほんの少しですが積み上げたものが「はーい、リセットねえ」と崩された感じがしました。ww

自然にできるようになるまで繰り返す継続力

とにかく、自然にできるようになるまでは繰り返し、繰り返し、継続する力が必要なんだということを感じています。

それは、簡単なようでいて私にはとても難しいことです。すぐに結果を見たい、すぐに成果を感じたいという気持ちをなくすことがお茶を学ぶには必要ですね。

背伸びせずに、真摯に継続していけば、いつかほんの少しお茶を楽しめる日がくるかもしれません。

「今回は勉強と全然関係ないじゃないか。」と感じられた方もいるかもしれないですねぇ。でも、実はそんなことないということを感じとってもらえるといいかなと思います。「すべての道は一歩」から、そして、次は「継続なくして成果なし」なんです。色々なことに通じるものだと思われませんか?

 

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期末テスト前に数人の中学1年生が未来アカデミーの門を叩いてくれました。そこでの会話を少し振り返ってみたいと思います。

少しアレンジはしていますが、大筋は変えていません。

母親目線で見ると

「家ではほとんど勉強をしないんですよね…」

「テスト前でも勉強している時間と、スマホをいじっている時間とどっちが長いのか…」

「勉強と言ってもワークを埋めるのに精いっぱいで…」

子ども目線で見ると

「テスト範囲が出るのは1週間前やし…」

「ワークを解いて、マル付けをして提出って書いてあるし…」

「テスト勉強って、みんなそんな感じでしてるんじゃないの?」

「そもそも勉強の仕方なんて習ってないし…」

面談後のやりとり

ということで、その中学1年生と相談をしました。

私「自力で勉強しやすい科目は?」

Aくん「社会です」

「じゃあ、明日の日曜日、何ページ覚えられそう?」

「5ページなら…」

「じゃあ、ちょっと頑張って6ページにしようか?」

「わかりました」

翌週月曜日。

「どう、社会のワーク、進んだ?」

「いや、最後までは…」

「そっか。じゃあ、今日で6ページできそう?」

「何とか…」

「よし、じゃあ頑張って。明日また確認するからね」

翌日、火曜日。

「最後までできたかな?」

「はい!」

「じゃあ、テストするよ」

結果…

79問中、正解が39問。

「どう?この結果を見て」

「ちゃんと覚えたし、もっと出来ると思ったんですけど…」

「じゃあ、今日もう一度覚えなおしをしようか?」

「わかりました」

水曜日。

再テストをした結果、79問中69問の正解。

「あとちょっとやね。じゃあ、明日は2ページ追加して8ページでテストしてもいいかな?」

「わかりました!」

そして昨日の木曜日。

再々テストと追加の2ページで124問中114問正解。

「おっ、追加して問題分だけ正解が増えてるやん!」「どう、勉強の仕方が分かってきた?」

「はい!」

「じゃあ、今日から2ページずつ追加したらテスト〇日前には全ページの勉強が終わるよね」

・・・

もうAくんは、社会については一人で勉強できそうですね。

そして前回から点数を上げて結果を見せに来てくれると期待しています。

「型」が大切

茶道や華道、柔道に剣道。「道」とつくものには基本的な「型」というものがあります。

勉強も同じではないでしょうか。

暗記するコツだったり、ワークの使い方、チェックの仕方は人それぞれ違うかもしれません。

でも、学校の定期テスト勉強について言えば、学校のワークを「できるようになるまで」徹底的に出来るようにすることが「勉強の型」です。

 

最後までおいただいて、ありがとうございます。

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こんにちは、低学年担当の福島妙です。少しづつ暑さが和らぎ涼しくなってきましたね。

昨日は中秋の名月でしたが、残念ながらお月様は見えませんでしたね。ほんものの月のかわりに和菓子で季節を味わってみました。

茶道はなかなか上手にはなりませんが、お稽古に行き始めてから和菓子で季節を感じられるようになりました。お稽古で出させる和菓子が毎回とっても楽しみ。
でも、お稽古の方は毎回いろいろと注意されすぎて、頭がごちゃごちゃです。足さばきも今だによくわからなくて、ロボットみたいになってます。w

さて、本題へ!(お月見の和菓子は、本題と全然関係なくてすいません。)

ハロウィンですよ~

昨年、低学年クラスでは10月の最終土曜日の授業は、ぜひハロウィンの仮装をしてきてくださーいっと声かけをしたら、たくさんのお子さんが仮装してきてくれました。(保護者のみなさま、いつも急なリクエストにお答えいただきありがとうございます!)

今年も仮装をしたい子は仮装で塾にきてOK!っと先週子どもたちに伝えると「わー!」と大盛り上がり!今年はみんなどんな仮装できてくれるのか今から楽しみです。去年は猫耳さん、マント、魔女の帽子などをつけてきてくれましたよ!(今年もワンポイント仮装で大丈夫です!)

コワカワ☆happyランタンづくり Produced by いわさき ひろこさん

そして!なんと!今年はペーパークラフト作家の「いわさき・ひろこさん」を講師にお迎えして、かわいいランタンをみんなで作ります!土曜日コースの低学年のみなさんは、いつものスタート時間を30分早めて9:30~10:20から通常授業をうけた後にワークショップに参加してもらいます!みんな休まずに来てくださいねー。

ペーパークラフト作家 いわさき ひろこ プロフィール

転勤族のダンナと3歳差の娘が2人。東京⇔大阪を行ったり来たりしながら、楽しい子育て期間を満喫。

そんな時、娘たちが自立する時に渡せるようにと始めたアルバム作り。最初は「娘たちのため」と思って作り始めたアルバムが、実は「自分のため」…そして、最終的に「家族のため」へと。気軽に気楽に作ってもらうために『ゆるっとアルバム』をたくさんのママさんにお届けするための講座をメインに開催。

子どもも大人も楽しくかわいく使えるモノを作ってもらいたいと日々考え中(笑)のペーパークラフト作家です☆

外部の方も参加可能です!

ワークショップは塾生優先となりますが、外部生のお申し込みも受け付けスタートしました。

先着順なのと、参加人数に制限がありますので興味を持っていただいた方はお早めにお申し込みください。

 

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今週3校目の説明会。初芝富田林です。

※昨年の説明会レポートはこちらです。
学習システムを一新~初芝富田林~

2020年度入試について

コース再編

昨年度も名称を変更していたと思うのですが、再改変してわかりやすい名称に変更するとのことです。

中学校

中学校では「S特進探究」と「特進探究」の2コースでの募集になります。

また富田林中学校の併願校しやすく適性検査型の入試を行うのも、この学校の特色です。適性検査型の入試科目は算数、国語、理社の複合問題です。

高校

高校では従来通り「Ⅲ類」「Ⅱ類」「Ⅰ類」の3コースで募集。2年生から中学校と同じ「S特進探究」と「特進探究」の2コースに分かれます。

ターゲットとする大学

S特進探究

「S特進探究」では大阪市立大、大阪府立大への合格を目指します。これは上位者ではなく中上位の生徒ということでした。

京大、阪大は合格してくれるに越したことはありません。しかしターゲットは2大学。市大と府大で50名の合格者を出すのが目標だそうです。

特進探究

「特進探究」は和歌山大学と関関同立がターゲットです。

今回の説明会に期待していたのが進学実績の公表でした。先日、個人塾が集まる勉強会で初芝富田林の校長先生をお招きして英語学習についての勉強会がありました。

その場でクラス別の実進学者数を公表するとおっしゃっていたんですね。それが楽しみだったのですが、そういった資料や報告はありませんでした。今後、数字が出てくることを期待します。

入試問題の難易度について

昨日の説明会で校長先生がおっしゃっていたのは基礎基本の徹底ということでした。

入試にもそれを反映して、学校で習う基本事項をベースにした入試問題に改めたそうです。

その結果として入試での平均点が高くなっています。過去問を解く際は、そのあたりに注意しておく必要があります。

また高校入試においてマークシートを導入するそうです。

学校での改革について

昨年の記事でも書いた通り新しく赴任した校長先生を中心として、様々な改革を行っています。

従来の初芝富田林のイメージとは違った学校になっていきそうですよ。

クラブについて

ビシビシ生徒たちを長時間の授業で鍛えるイメージでした。そのためクラブにもなかなか入れない。そんな状況だったのが変わってきています。

40%ほどだったクラブへの加入率が70%にまで上がったとのこと。これは生徒たちにとっては嬉しいですね。

またダンス同好会、茶道同好会といった新しいクラブも出来ました。

クラブとは違いますが、これまで存在しなかった生徒会が発足するそうです。

放課後の時間の使い方

授業は6時間目までで終了。そのあとは目標に応じて自由に時間を使ってくださいというスタンスになりました。

「予備校講師による学内予備校を利用してもいいし、自分で選んだ塾に通ってもいいですよ」と強調していました。

改革の成果が出てくるのは来年、再来年あたりだと思います。先生も若手が増えて元気のいい学校になっていくイメージがあります。いい意味で期待を裏切ってくれるものとして引き続き動向を注視していきたい学校です。

 

最後までお読みいただいて、ありがとうございます。

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