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YouTubeを使って中学生たちと社会問題について考えみた

2020年05月19日

ようやく出口が見えてきましたね。来月からは通常通りに授業を再開したいと吉村知事が述べたそうです。

大阪の宣言解除で来月学校再開へ

休校期間に心配だった3つのこと

さて、この休校期間に子どもたちについて心配なことがたくさんありましたね。

勉強の継続

まずは学習の機会を確保すること。

分散しての授業とオンライン授業の併用でなんとか乗り切ることができました。あと2週間、この流れが続きますが、気を抜かずにいきます。

生活リズム

また生活リズムを維持できないことも心配でした。

これいついてはオンライン自習室を9時からスタートすることで、ある程度は対処できたと思っています。

時間の有効活用

あとは時間を有効に使うことですね。

小学生、4年生以上には読書感想文を勧めました。

YouTubeを使って中学生たちと社会問題について考えみた

中学生たちには、これまた初めての取り組みを。YouTubeを使って社会問題などについて一緒に考えてみたんです。

見てもらったのは、例えばこんな動画です。

アフリカのカカオ農場で働く子どもたちを取り上げたドキュメント動画です。

動画を見て、感想や意見などを送ってもらいました。

送ってくれた感想は

こんな状況を見て、自由やを奪うというのは正しくその人の幸福だと感じる行動を阻害することであるということが身にしみてわかりました。
勉強がしたくてもできない子を見て、純粋に知ることの楽しさ、考えることの楽しさを自分の中に再確認することができました。
勉強したいのにその時間もそのお金もなくて、ほんまに生まれた環境で、人生が変わるなって思いました。

すぐに感想にたどりつかなかったり、「かわいそう」「何かしてあげたい」というような内容のものもあります。

そんなときは深堀りですね。

「なんでこんなことになるんだろう?」「友達がこの環境にいたらどうする?」「自分だったらどうする」「そう思えたのはなんでだろう?」「自分にできることはないかな?」「大人になったら、できそうなことはないかな?」

といったようなことをLINEでやり取りしたり、zoomを使って何人かで話をしてみたり。

こちらのほうが「へぇ!」「なるほど!」と考えさせられることが何度もありましたよ。

実は、先週の日曜日に書いた記事の動画も、実は生徒さんたちに見てもらったものでした。

世界で最も過酷な仕事

一斉休校の出口は見えましたが、この取り組みは継続していこうと思います。

 

最後までお読みいただき、ありがとうございます。

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