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80点取れなかった中学1年生が冬休みに最優先で取り組むべきこと

2018年12月11日

やはり悪化していました。ひどい筋肉痛です。2日目に悪化するあたり年には勝てません。(筋肉痛の理由はコチラを)

筋肉痛と闘いながら、今日は中学1年生向けの内容を書いてみます。

2学期で成績が下がってしまった…

「1学期に比べて2学期の中間テスト、期末テストと連続して成績が下がってしまった」という中学1年生の保護者の方からのご相談がありました。

下がってしまった科目が社会以外の4科目。「どこから手をつけていいか分からない」とも仰っています。

英語、数学、理科、国語、それぞれに下がってしまう要因はあります。共通しているのは学習内容が難しくなったことです。その証拠におそらく平均点も下がっているはずです。

3学期に成績を回復させるなら

「冬休みで何とか対策をして3学期には成績を戻してほしい」とのことです。しかし冬休みは短く日数が限られています。

こういった場合は全科目を少しずつ勉強するより、科目を絞って集中して勉強するほうが力がつきやすいです。

中学1年生が冬休みに何か1科目を集中して勉強するという条件ならば、私は英語をおススメします。

最優先でない理由

数学が最優先でない理由

数学も英語と同じ前の単元が分かっていなければ、次の単元が分からなくなることが多い科目です。しかし中学1年生ならば3学期は図形を学習します。2学期までの方程式や比例・反比例の知識がなくとも何とかなります。

理科が最優先でない理由

理科について、堺市では1学期に生物分野、2学期に物理・化学分野を学習している中学校が多いですね。頑張って覚えたら高得点を取れたのが1学期の理科のテスト。それが2学期からは数学のように理解して、問題演習を繰り返さないと得点できない内容になりました。

3学期は物理・化学よりは暗記事項が多い地学を学習します。だから1学期のようにコツコツ学習を続けると2学期よりはテストで得点しやすいです。

国語が最優先でない理由

国語については、2学期になって初めて古文を学習したかと思います。そこで勉強の仕方が分からず得点を下げてしまった人が多いのではないでしょうか?

3学期からは、また現代文に戻る学校が多いかと思います。

冬休みは最優先が英語だという理由

英語がOKかどうかの基準

英語は2学期に他の科目以上につまずいてしまった人が多いのかもしれません。

つまずいているかどうかの基準は、学校のテストで80点をクリアできているかが一つの目安です。

80点を取れなかった理由は何でしょう?ちょっと、その原因を分析してみましょう。

・英単語を正確に書けない

・単語を並べる順番(文法)がわかっていない

・文法はそれなりに理解できているけれどミスが多い

英語は単元による切れ目がない

他の科目は学習する内容に明確に切れ目があります。数学でさえ、1年生で学習する内容なら「図形」や「資料の整理」はそれまでの学習内容に理解不足があっても何とかなります。

しかし、英語はそうはいきません。他の科目より英語に的を絞って勉強してほしい理由はこういった理由です。

2学期に学習した「三人称単数現在形」は3年生になっても理解できていなかったり、分かっていてもミスをする人が多くいます。

「現在進行形」や「過去形」はキチンと区別がつかないと文法問題も長文問題も解けなくなります。また今後も教科書の本文に何度も出てきます。

もっと言うと、これまでに教科書に出てきた単語。これらは高校入試までの2年間、大学に進学するなら受験勉強と大学に入ってからも使うものです。

分からない単語、スペルを正確に書けない単語は数が少ない今のうちなら何とかなります。

この冬休みに取り組んでほしいこと

50点以下の人は

①教科書に出てきた単語を覚えること

②少なくとも教科書の本文を読んで意味が分かるようにすること

80点以下の人は

③教科書以外の文を使った問題集で文法問題に取り組む

上記の内容は簡単なようで難しいかもしれません。時間がかかるようであれば、冬休み+春休みで取り組んでいただいてもいいかと思います。

この冬、中学1年生はぜひ英語の教科に時間をつかってみてくださいね。

最後までお読みいただきありがとうございます。

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