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2月は重要月間~中学受験生の新学年スタート~

2020年02月08日

こんにちは、低学年担当の福島妙です。先日、次女の靴を買いに行きました。ついに20cmを突破!

次女の足が特別大きいわけではありません。が、私の足のサイズが21.5cmという小ささ。いよいよ靴のサイズを抜かされるのも時間の問題になってきたなと一人でショックをうけていました。

さて、私立中学受験生にとって2月は新年度がスタートしたことを意味します。この時期に気をつけたいことを綴っていきます。

2月になると私立中学受験生は次学年の勉強がスタート

関西エリアは1月の第2週の日曜日に入試が解禁日となり、あとは3~4日、長くて1週間程度で中学入試が決着します。そして、そこからは中学入学へ向けて、小学6年生は英語、数学の準備をするというのがオーソドックスな流れです。

一方、現在5年生の子たちは、6年生が抜けるので自動的に2月から6年生の勉強がスタートします。

そして、その他の学年も同じように小学校での進級前に、次の学年の学習に入っていくことになります。

だから、「中学受験を目指す子の新年度は2月!」なんですね。

スタートに遅れは禁物

もちろん中学受験の勉強を始めるのに、「2月から入塾しないとダメなのか?」と言われると、そんなことはありません。

しかし、集団授業の場合には2月は塾に慣れるための助走、準備体操期間です。だから、ここで入塾するほうがお子さんにとってのメンタル面での負担が少ないように感じます。

この期間をとばして4月もしくはGW明けの5月からにしてしまうと、2月からスタートを切った子どもたちとの差がついてしまっています。クラスメイトが授業や宿題の量にも慣れている中、遅れて入塾した子はついていくのに必死ということになりがちです。

だから、中学受験を決めているご家庭では、できるだけ子どもたちがスムーズに学習に取り組んでいけるように、早めに塾選びをしてあげてください。

※ただし、個別指導塾の場合は上記には当てはまりません。個別指導塾のメリットはいつ入塾しても、個々の子どもたちの学習レベルに応じて学習をすすめるられるからです。また大手集団指導塾も生徒確保を目的に「3月入塾生募集」などと書いたチラシやweb広告を1年中出し続けます。

学年があがる前の2月に入塾するメリット

実は、中学受験をするしないにかかわらず、塾に入るのは学年が上がる前の2月がおすすめです。

4月、学校の学年がかわるとクラスメイトが変わり、担任の先生が変わり、教科書が変わり、宿題量が変わり、時間割りが変わります。

これは、子どもたちにとって私たち大人が想像する以上に、精神的にも肉体的にも負担がかかっています。

大人でも新しい環境になれるには、相当エネルギーを要します。ましてや、子どもたちは新しい学校の環境に慣れるのにも大変なのに、同じタイミングで塾に入塾する(もしくはお稽古を増やす)というのは、実はとっても大変なことをなんです。

その点、2月から塾に入塾しておけば、春休みには新しい環境に適応できているでしょう。それで4月の学年変わりのタイミングでは、学校の環境に慣れるだけ、というわけです。

中学受験目指す子の保護者は2月はしっかり目配りを

中学受験を目指す子どもたちの保護者の方々には、2月は特に重要月と腹をくくって子どもと向き合ってほしいと思います。中学受験の集団授業では、学年が変わると宿題のやり方、量、小テストの頻度などもがらっと変わります。

そのため、今までにかけていた時間では宿題をやりこなせないという事態に陥ってしまいます。

できるだけそんな状態に陥らないように、1週間の生活サイクルを調整したり、子ども自身できっちりと計画立てて学習に取り組めるように2月の1か月間は重点的にケアをしてあげてくださいね。

2月に十分なケアし、学習ペースをつかませることができると、あとは流れに乗って学習を進めていくことができるはずです。

いつまでケアが必要なのか

では十分なケアというのはいつまで必要なのでしょうか?

結論としては、入試が終わるまでずっとです。w すいません。(2月だけちゃうのか!とツッコミが入りそうですが。)

ただ、ケアの深さはその時期その時期で調整をしましょう。繰り返しになりますが、しっかりとケアしてあげると効果的なのが、学年がかわった最初の1か月。ノートの書き方、プリントの整理の仕方などを一緒にどの方法が一番いいのか、ご本人と話し合って決めるといいと思います。

さじ加減は千差万別です。習慣づけにもっと時間が必要な子もいますし、1,2回一緒にやれば大丈夫という子もいます。しかし、いつまでも過度にケアしすぎてしまうと自分で学習する習慣がつかないので、べったりとケアしすぎないということも必要です。

さぁ、来年のゴールへ向けて、気合をいれて頑張っていきましょう!

 

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