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高校入試の合格最低点(大阪府)

2020年11月24日

大阪府公立高校の合格最低点

期末テストが終わると中学3年生は入試本番を見据えた戦いを意識し始める人が増え始めます。そのきっかけのひとつが去問演習です。

大浜中学校では期末テストが終わったので、早い人はそろそろスタートさせているかもしれませんね。いや、明後日からの修学旅行から帰ってきてからかな。

そして、どうしても気になるのが自分の得点が合格最低点を越えているかどうか。

私立高校は学校が配布している資料に掲載されています。また過去問集にも載せられていることも多いです。

でも公立高校の合格最低点は公表されていません。(と思います…)

ただ高校入学後に申請すれば、個人の得点開示を受けることはできます。(と言っても不合格だった子で、わざわざ得点を聞きに公立高校に出向くことは少ないでしょう。)

いつも模擬テストでお世話になっている五ツ木書房さんや大阪進研さんが、塾を通じて得点開示を受けた子からデータを集める追跡調査をしていますが、全てのデータが集まることはありません。集まったデータをもとにある程度のラインを予測しますが、合格点ピッタリという訳にはいきません。

大阪府の公立高校入試、問題別の正答率

では、自分の得点をどう評価すればいいのでしょう。

ここで参考になるデータがあります。公立高校入試の結果、それぞれの問題の正答率がどれくらいだったかは公表されています。

学校ごとではないのですが、それなりに復習に活かすことはできます。

例えば、中堅校を受験する場合、自分が間違った問題の正答率が60%だったら復習しておいたほうがいいでしょう。しかし30%台、20%台ならミスをなくす努力をするほうが効果的かもしれません。

学校や得意科目かどうかにもよりますが、正答率1桁~10%台ならそれほど神経質にならなくてもいいのかもしれません。今春の数学のB問題には、正答率1%未満の問題が2問もありました。

科目ごとの得点だけでなく、各問題の正答率をチェックすることは復習するポイントを見極める参考になります。

過去問演習を演習で終わらせない

過去問を解いて採点したあと、それが合格最低点を上回っていたら嬉しいし、自信が持てます。

でもそれだけで終わらせるのは、あまりにももったいないです。ぜひ過去問演習の結果、どこが弱いのかを分析して、その穴を埋められるようにしてください。間違えた問題の単元をリストアップしてすることから始めましょう。

過去問と全く同じ問題が出ることはありませんが、例年または隔年など繰り返し出てくる問題(単元)もあります。

過去問演習のあとの行動が合格に近づく一歩です。苦しいときもあるかと思いますが、一歩一歩前に進んでくださいね。

 

大阪府の公立高校入試の正答率はサイトはコチラに資料がアップされています。

大阪府教育センター

「大阪府公立高等学校入学者選抜学力検査」で検索すると各年度の正答率の資料が出てきます。

 

 

最後までお読みいただいて、ありがとうございます。

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