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高校を新設 ~大谷中学・高等学校~

2018年05月11日

※この記事は2018年5月に書いたものです。

2019年9月の説明会での内容はコチラです。

新設1年目の入試結果は~大谷高等学校~

幅の広い合格ライン~大谷中学校~

3か年コースの募集スタート

大谷中学校・高等学校の見学に行ってきました。主に高校から入学の3か年コースについて書いていきます。

もともと大谷は中高一貫の女子校です。校舎に隣接して高校から入学できる東大谷高校がありました。その後、東大谷高校が泉が丘に移転し、阿倍野区の敷地には高校から入学するコースが存在しませんでした。

そんな大谷中学校・高等学校が来春から3か年コースの募集を始めます。

新しい施設など

新しい制服はコチラ。右側が高校生が着るものです。

3か年コースは制服が新しいデザインとなります。落ち着いた女子校というイメージそのままの制服ですね。(ちなみに、現中学2年生は高校進学時に新しいデザインの制服を着るそうです)

3か年コースのスタートに合わせてでしょうか、人工芝、天然芝のグラウンドを作るそうです。そのために5つもの校舎を取り壊すとのこと。

ちょっと分かりづらいかもしれませんが、取り壊した跡地です。周りの土地が少し下がっているので、晴れた日はグリーンが映えるでしょうね。

ドラフトチャンバーという機械。理科室を見せてくれたときにサラッと紹介されましたが有毒ガスを扱う際に使う機械だそうです。どんな実験をするんでしょう…?

解剖など理科の授業はかなり充実していると強調されていました。

募集コース、人数、授業時間など

募集は2つのコースで各40人での募集です。

【プレミアム文理】

難関国公立大学・医学部や医療系を目指すコース

【アドバンス文理】

国公立大学・早慶上智・関関同立を目指すコース

授業数、進度など

どちらのコースも高校過程の内容は3年生の1学期で終わらせ、2学期からは大学入試に向けた演習中心の授業になるとのこと。

そのために1週間の授業数が1年生、3年生で週38時間、2年生は週39時間です。平日は毎日7時間目まで授業がありますね。かなりハードです。学校の説明によると授業1時間ごとの学習量にゆとりを持たせるため、だそうです。

大学進学実績など

当然ですが、中高一貫コースの実績しかありません。

卒業生197名に対し、39名が国公立大学合格。

早慶上智、関関同立、GMARCHの合計が101名。これは現役のみですが、延べ人数なので実態は正確には分かりません。

募集も複数コースで行っていますから、入学時の成績にも大きな差があります。そういった事情から高校から入学する方にはあまり参考にならないかもしれません。

気になる入試の難易度、合格ラインは?

【五ツ木模試(偏差値)】

専願 併願
プレミアム文理

63

67

アドバンス文理 58 62

【中学校の実力テスト(平均点プラス)】

※各中学校の実力テストの平均(5教科合計)に下記の点数を加点した点数が合格の目安です。

  専願 併願
プレミアム文理 130点 150点
アドバンス文理 100点 120点

*偏差値、実力テストでの成績とも、あくまで目安です。

いやぁ、かなり強気の設定です。説明された先生もそんなことをおっしゃっていました。

高校入試だと桃山学院や大阪女学院と同じくらいの設定ですね。ということは併願先は1番手校か2番手校。

入試問題のサンプルも配布されましたが、かなり難易度も高めです。

見学会の案内はコチラです。少しでも気になる方は、ぜひ足を運んでみてくださいね。

 

※この記事は2018年5月に書いたものです。

2019年9月の説明会での内容はコチラです。

新設1年目の入試結果は~大谷高等学校~

幅の広い合格ライン~大谷中学校~

 

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