2019年09月04日
大谷高校の説明会でお聞きした情報をまとめます。大谷中学校については、改めて別の記事にしたいと思います。
大谷高校、初年度の入試結果は何とも言えないライン？
今春、新たに高校から入学できる3か年コースが新設された大谷高校。昨年度までは中学校からしか入学できませんでした。
この春の入試結果はどうだったのでしょうか？その結果が気になって2年連続で塾対象の入試説明会に参加してきました。
昨年のレポートはコチラ『高校を新設 ～大谷中学・高等学校～』
合格者データが見つからず・・・
プレミアム文理コースと文理コースそれぞれ40人、合計80人の募集でした。両コースとも併願で五ツ木模試での偏差値が60超えと学校側は強気の設定をしていました。
開始時刻より15分ほど早く着いたので、資料をチェックします。
でも、パンフレットや説明資料を見ても載っていません。2020年度入試資料集なんていうのも用意されているのですが、合格者数や入学者数といったデータはありません。
うーん、これは定員に達しなかった？と思っていると説明が始まりました。
募集に対して５５％の入学者
校長先生のお話の中で高校への入学者数が44名という数値が出てきました。
でもコース別の内訳はおっしゃいません。
高校入試の対策部長をされている先生のお話の中でクラスの集合写真が映し出されました。人数を数えると24名。アドバンスコースのクラスだということだったので、上位コースであるプレミアム文理が20名ということですね。
うーん、初めての募集だったので、こういった数値は資料に入れていただきたいものです。
でも1クラスの人数が20名台なので、かなりキチンと目を配って指導してくれそうですね。
2021年度の募集について
英検準2級で優遇措置
募集人数は変更がなく2コース各40名の募集です。
来年度入試からの変更点は英検準2級を持っている人には入試で優遇措置ができました。今春の入試では2級まで。
準2級を持っていると、たとえ入試の点数が低くても70点とみなされます。2級だと80点です。
難易度にも変更はありません。詳しくは昨年の記事をご覧ください。『高校を新設 ～大谷中学・高等学校～』
大谷大学との連携
高校での成績が一定水準を超えていると大谷大学への進学保障があるそうです。
しかし、この難易度の高校に行く生徒は系列の大谷大学を入学当初から目指すことはないかと思います。
ただ薬学部があるのは嬉しいですね。
難易度を考えると公立2番手校の併願校。表現が難しいのですが、桃山学院や大阪女学院より少し落ち着いた感じ（？）の女子高がいいという人向きでしょうか。
入試説明会や個別相談会があるので、気になる方はぜひ行ってみてくださいね。
最後までお読みいただき、ありがとうございます。
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