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読書感想文を書けるようにするために~第1回読書感想文企画~

2019年06月07日

今年から初めて企画した取り組み『小学生を対象に古くて新しい取り組み』読書感想文の第1回。

そろそろ感想文が出そろってきました。課題図書は「マザーテレサ」と「野口英世」でした。

まずは、いくつかも感想を紹介しますね。そのあと読書感想文を書いてもらった意図などもまとめてみたいと思います。

マザーテレサ

「この世でもっとも悲しいことは、病気やうえでしぬことではありません。だれからも相手にされずに自分はいらない人間だと思い込んでしまうこと」この言葉を読んで、生きている時もしんでしまう時も一人はとても悲しいことだと思いました。
マザーテレサのようにいろんな人にやさしくしてあげたいです。

野口英世

何でもあきらめないでしよう、行動を変えようと本当に思いました。
これまで自分のために動いていたけど、これからはみんなのためにも動いてみようと思いました。
野口英世みたいに人よりも何倍も何倍も努力して、集中してむずかしい問題にもたくさんチャレンジして取り組みたいです。

感想文の直しはしなくてもOK

中には文章が上手に書けていない子もいます。主語と述語が合っていなかったり、主語がいくつも出てきたリ、「て・に・を・は」がおかしかったり・・・

我が子の作文を読むと気になりますよね。そして指摘したくなります。私もたまに娘の作文を目にすると、そう思ってしまいます。

でも、そこは敢えてチェックしません。

なぜなら今回の読書感想文で上手な文章を書けるようにするのが目的ではないからです。

がんばって書いた文章に対して細かい指摘をたくさん受けると、「次もがんばって書こう」なんていう気持ちにはならないでしょう。

上記のように自分の意見や思ったことを書いているポイントを見つけて、その部分に対して「へぇー、そう思ったんやね」「こんなことを考えたやね」と意見を承認します。

本を読んだこと、自分の頭で考えたこと、時間をかけて文章を書いたこと、意見や考えを書いたこと、これらがすべてが素晴らしい行為だからです。

感想文を書いてもらった目的は「他の人の行動や考えを知ること」「それに対して自分の意見を考えること」「それを他人に伝えられるようになること」です。

その目的の前では「て・に・を・は」など技術的な指導は後でもいいことだと考えます。(もちろん、正確に考えを伝える上で大切なことですけどね)

一つのヒントでグングン書けるよう

今回、特に字数の指定はしていません。「もっと欲しかったらあげるよ」と言って原稿用紙を2~3枚、渡しています。

そして本を読んでいる途中くらいに声を掛けて、感想文に書く題材を探すことと書き方のヒントを少し与えます。

ちょっとしたヒントで書けるようになるものですね。量を書くことがいいことだとは決して思いませんが、2枚以上書いてくる生徒が多かったのに驚いています。

こうやって、回数を重ねると作文や感想文を書くことに対する心理的な負担が軽くなってきます。文法的に正しい文の書き方、全体の構成など技術的な指導は、そのあとでも十分だと思うんですよね。だから今回の読書感想文企画では文章の誤りは1か所も指摘しませんでした。

今回、一緒に読書感想文にチャレンジした子たちは、もう夏休みの宿題の中でも大物だった読書感想文に対して少し楽に取り組んでくれると思います。

 

最後までお読みいただいて、ありがとうございます。

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