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茶道から学んだこと「努力と結果は直結しない、でも継続なしで結果は出ない」

2019年12月30日

こんにちは、低学年担当の福島妙です。

いよいよ今年もあとわずかとなりましたね。

今年はバタバタしていて、大掃除する時間がなかったのですが、明日、明後日とお客さんが自宅にきます。なんとか、床掃除だけは頑張りました。でも、日ごろ床掃除をさぼっていたので、ゴシゴシしすぎて右手が腱鞘炎になりかけました。w

さて、今回は少し2019年を振返ってみたいと思います。

2019年の挑戦は長い道のりの第一歩

毎年、塾長も私も新しい年を迎えるにあたり目標や挑戦などを考えています。

今年、私の最大の挑戦は茶道です。

もう聞き飽きたという人もいるかもしれませんが、それくらい私にとって今年の最も思い出深い挑戦となりました。w

そして、この挑戦は長い、長い道のりのほんとに小さな小さなステップだと感じる今日この頃です。

茶道を学びはじめました

今年一大決心をしてスタートした茶道のお稽古。
息も絶え絶え、なんとか現在も進行中です。

覚悟してスタートしたのですが、月3回のお稽古は想像以上に大変。でも、今まで知らなかったことが学べているなぁという実感があります。

そして、なにより学ぶって大変なんだなぁと日々感じています。
緊張して汗びっしょりになる経験は本当に久しぶりです。きっと、普通の人なら大したことでなくても、とにかく不器用な私には茶道のお稽古は修行のようです。www

修行のようなお稽古?どうして続けられているのか?

しんどくっても続けられるのは…、うーん、先生のおかげでしょうか。

先生にとって、今までにいないくらい不器用な生徒かもしれません。

でも、先生は「大丈夫よ。全部忘れちゃっていいから。いずれできるようになるんだから。」って笑顔で励ましてくれます。

何度かくじけそうになったのですが、先生が私にあきらめずにいてくれてるのに、途中に投げ出すなんてことできないなって思いました。

指導を受けることで指導する立場の人間の姿勢を学んでいます

茶道を学んでいる方なら当たり前のことかもしれないですが、(ご存知ない方のために)茶道のお稽古は完全に個別指導です。

もちろん、お稽古時間中は複数の人がいます。

でも、その日にやることは個々に違い、生徒一人一人のお点前(てまえ)を先生が個別に指導していくんです。

私のように、先日指導してもらったことなのに1週間後には全くできない生徒にも呆れずに指導してくれます。

自分でも嫌になるのですが、やっかいなのは、先週できたはずなのに今週は頭が真っ白になって出来なくなっていることが日常茶飯事です。

でも、そんな状況の生徒にもいつも変わらぬ態度で指導してくれる点は、頭が下がります。
そんな先生の姿勢に応えようと、お点前の動画を見て参考にしたり、自宅で練習したり。

そんなこんなで、なんとか続けてこれました。

勉強は自分のためだけれど、誉められたい

よく子どもたちには「勉強するってママのためや先生のためじゃなくて、自分のためなんだよ。」って声をかけます。

実際、学ぶことはとにもかくにも自分のためです。

でも、自分が生徒の立場になってみると、お世話になっている先生のためにも先生に褒めらてもらえるような生徒になりたいっと思うことがあります。

だから、子どもたちができなかったことが出来るようになった時には、ほめてあげることが大事だなと感じています。ほめてもらうことで、次も頑張ろうと思えることを今年に入って昔以上に実感しているからだと思います。

努力したらすぐに結果が出るとは限らない、続けないと結果はでない

茶道を学び始めて、すぐに結果の出ない茶道は勉強に似ているなとよく感じます。

学んだことがすぐに点数に反映しないことや、昨日解けたはずの問題が1か月後に解けなかったり。

茶道をやっていた友人や知人からは、こんなことを言われました。

「覚えようとするからだめなのよ。身体が自然に動くまでやっていく。そうすると何も考えなくても自然に身体が覚えていて動くようになるから。あせらないことよ」

勉強もそうなんだと思います。

丸暗記したものは、すぐに忘れます。何度も何度も繰り返してやることで、自然にアウトプットできるようになる必要があります。

私たちは、考えなくてもひらがなが書けるようになりました。考えなくても九九が言えるようになりました。考えなくてもアルファベットが書けるようになりました。

1+1=2と反射的に答えが出ます。そうなるためには、徹底して繰り返したから意識しなくてもできるようになったはずなんですね。

茶道も勉強も一筋縄にはいきません。何度も何度も嫌というほど繰り返すことで、自分の身になっていくのだと思います。

2019年の挑戦は本当に実りの多いものになりました。

苦手なものに挑戦するって、とってもパワーがいります。でも、だからこそできることが少しずつ増えると、喜びはひとしおです。

子どもたちにもこの苦しさを乗り越えた先の喜びを勉強の中でつかんでほしいと願ってやみません。

2019年はあと数日で終わります。2020年はどんな年にしようかなと考えています。

みなさん良いお年を!

 

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