2020年12月15日
期末テストの結果が出そろったこともあり、毎日のようにお問い合わせをいただいたり面談をしたりしています。(このコロナ禍の状況において、本当にありがたいことです。)
面談では現状と希望をお聞きして、課題の解決策を一緒に考えます。でも、冬休みは短くやれることは限られています。特に今年の冬休みは短いですからね。堺市は12月28日が終業式で1月6日が始業式、完全に休みの日は8日間しかありません…)
時間の分散で
12月28日が終業式と言っても、未来アカデミーではその1週間前から冬期講習を始めます。
それでも夏休みに比べると圧倒的に時間が足りません。
中学3年生や中学受験の小学6年生を除くと「今すぐに何とかしなければ!」という思いはあるものの、入試までと考えると少し時間の余裕があります。
だから冬だけで何とかするのではなく春休みと合わせて学習計画を考えると上手くいきやすいです。
例えば中学2年生で英語が苦手なら、冬休みは中1の復習、春休みは中2の復習といった感じですね。
科目をしぼって
中学生で5教科全てを冬休みだけで強化するというのは一部のトップ層を除くと難しいかもしれません。
それなら重点的に勉強する科目を決めるほうが効果的です。
ズバリ英語と数学・算数ですね。
国語は短期間で成績が伸ばすのは難しいですし、理科・社会は前後の単元に関連性が薄いので新しい単元から一生懸命に勉強すれば定期テストなどの成績はなんとかなります。
それに比べて英語や数学、算数は前の単元が分からないと次の単元の授業が分からない、といったことがあります。特に英語は一度分からなくなると大変です。
※英語については、よければコチラも参考になさってください。
『小学生も注目してください、中学校の教科書改訂について(英語編)』
単元もしぼって
思わしくない成績を目にして、「あれもしないと!これもしたいし…」と焦る気持ちはよく分かります。私もテスト結果を見ると、そう思ってしまいます。
でも多くのことに手をつけて定着率が良くなければ本末転倒です。
「ここだけは必ずできるようにしよう!」という単元を決めると効果的です。
小学5年生で2学期になって算数が難しく感じているようなら、嫌いな単元を確認し、その原因となるところまでさかのぼります。分数の足し算・引き算なら約数・倍数に、速さなら単位量あたりの大きさまで戻るといいでしょう。
中学生なら1月に実施されるチャレンジテストの範囲で苦手な単元に絞ってもいいですね。
各学年とも2学期後半から3学期は、その年で一番難しい単元の学習が予定されています。短い冬休みですが、上手く使って、3学期からの学習に備えていただければと思います。
最後までお読みいただいて、ありがとうございます。
堺市でこんな塾がありますが、ご存知でしょうか?