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生徒減に歯止めをかけたい~浪速中学校・高校~

2020年09月10日

浪速中学校・高校の説明会レポートです。毎年のように中学も高校も入試でお世話になっていて、2~3年に一度くらいの割合で説明会に参加させていただいています。

生徒数が減少

今年の説明会では例年とは少し違って、専願率(全入学者に占める専願者数の割合、約61%)や女子の割合(約38%)をアピールされていました。

これまでは入学者数をアピールされることが多かったんですよね。それが鳴りを潜めていました。

3年前に書いた記事では中1~高3の6学年で約3000名だったのが、今年の在籍生は2400名弱と2割強の減少となっています。それでも、かなりのマンモス校ですが…。

生徒減を食い止めるために

一芸エントリー

その現象を食い止めるためでしょうか、一芸エントリーでの受験者数なんかを載せていました。お分かりかもしれませんが、一芸エントリーとはスポーツ推薦などを利用して受験することです。

この一芸エントリーの受験者数が70~80名だったのが132名に跳ね上がっています。

さらに増やすためでしょうか、遠方から通う生徒さんのための寮も建設中とのことです。

(雅楽や神楽でエントリーしている生徒さんがいるのが、神道の学校らしいです。)

施設が更に充実

上記の寮もそうなのですが、ここ10年ほど毎年のように新たな施設を建設しています。

今年は中学生専用の農園を作ったそうです。

野球の専用グラウンドを人工芝にしたり、柔道場や空手道場のリニューアルも予定。かなり先ですが、令和10年ごろには校舎の建て替えも予定されているとのことでした。

また施設だけでなく、野球やゴルフは元プロ選手を監督やコーチに迎えています。
(元阪神タイガースの遠山さんが野球部の監督になっています。説明会に来るかなと期待していたのですが、残念ながら出席されていませんでした。)

拡充した設備だけでパンフレットを1冊、また校舎の案内パンフレットも作っています。(力の入れようが見えますね…)

受験するかどうかの判断に新たな基準を導入

どの私立高校を受験するかを決めるのに、秋に各中学校で実施される実力テストや五ツ木模試をはじめとする模擬テストでの成績を参考にするのが一般的です。

2021年度からⅢ類に限っては「評定」も参考にするとのことです。(実質的には成績水準を下げることになるかと思うのですが、また担当の先生に聞いてみようと思います。)

 

少し古い記事ですが、前回のレポートも参考にしていただければと思います。

ICTの導入に積極的 結果がどう出るのか!? ~浪速中学・高校~』(以前使っていたアメブロへのリンクです。)

 

最後までお読みいただいて、ありがとうございます。

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