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理科実験教室はイエナプラン教育の混合グループみたい?!

2019年06月01日

こんにちは、低学年担当の福島妙です。塾長が複数回にわたってブログでもご報告した、小学生対象の理科実験教室、バスボムとマシュマロスライムづくりが無事に終了しました。

私は前半の1時間程度を手伝ったのですが、異学年の子どもたちが協力しながらグループごとに作業をすすめる様子がとても印象でした。

そして、「あー、こういうのがイエナプラン教育の典型的な様子なのかなぁ・・・」と感じていました。

イエナプラン教育とは

イエナプラン教育とは、最近よく聞くワードですが、オランダなどの学校で取り入れているもので、ドイツの大学教授であるペーター先生(w)が産みの親です。特徴としては、子どもたち一人一人の個性を大事にし、コミュニケーションや各自の探求心を重視、違う学年(だいたい3学年が1グループ)で学習をするという点があります。

イエナプラン教育については日本イエナプラン教育協会のサイトに詳しく載っています。興味のある方は、参考になさっててください。日本イエナプラン教育協会

イエナプラン教育の中でも、私は「自立と共生(協働)」を小さいころから学ぶ点に共感しています。是非、今の日本の子どもたちにも学んでほしいと思ってます。そして、自分自身がイエナプラン教育のような環境で育ってみたかったなとも考えています。

イエナプラン20原則

イエナプラン20原則」のうちの一つには、「年齢や能力の度合いが異なる子どもたちによる混合グループを作る」というものがあります。

これは、簡単に言うと、

異なる学年を一つのグループにすることで、相互の助け合いの意識が生まれます。年上の子たちは小さい子たちをサポート。そして、年上の子たちの知っていることや経験などを小さい子たちに教えることで年上の子自身の知識などがより定着させることができます。また、小さい子たちは年上の子たちの行動や態度をまねて成長しようとするという効果があると言われています。

さらに、異なる学年という下で学習をすすめることは、「できることが人それぞれで違う」というのが、当たり前になります。そのため、同学年だけでの授業中に起こりがちな、「こんなこともできないのか?」「どうして私だけできないのだろう?」といった意識が、生まれにくいと言われているようです。

未来アカデミーの低学年クラスは・・・

未来アカデミーの低学年クラス「エジソンクラブ」でも、幼稚園、保育園児から小学校3年生が机を並べてレッスンを受けています。生徒によって、それぞれが進めている教材も異なります。

そんな中で、私は小さいお子さんのサポートはできるだけ年上の一人っ子さんや、兄弟姉妹がいても自分がその中で年少者の子にお願いしています。

小さい子へのサポートというのは、勉強を教えさせるということではありません。積み木やブロックのお片付け、教室が4階にあるので帰りの1階までの付き添いなどです。

簡単なサポートかもしれませんが、そういった小さな気遣いやフォローも慣れていないと自然とできないものです。中には小さい子のお世話をしたくて、したくて仕方ない世話好きなお子さんもいます。そういう子たちは指示しなくても体が勝手に動くので、あえて指示を出すことはありません。w

今後は、授業前などの時間を使って、音読の練習を年長者さんや音読の上手な子に聞いてもらったり、九九の練習を一緒にやったりという相互の協働学習などをさせるチャンスを作っていきたいなぁとも思っています。いずれは中学生たちにも定期的に「教える体験」などもさせてあげたいです。

夏のイベント(7/7) 中学生・高校生ボランティアアシスタント募集(内部生・卒塾生限定)

理科実験教室の第2弾を7/7に予定しています。前回のイベントと同じように中学生や高校生にアシスタント体験をしてもらいたいと考えています。「お手伝いしたい!」という内部生や卒塾生の方がいれば、塾長まで連絡くださいね。

塾長からも該当しそうなお子さんへはお声がけさせてもらいます!

 

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最後までお読みいただき、ありがとうございます。

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