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新しい教科書での定期テストの位置づけ

2021年05月07日

再起動

ゴールデンウィークが終わりました。

2年連続どこにも出かけず、以前のような「楽しかった!さあ、再起動!」っていう感覚がないのが少し寂しいですが。

未来アカデミーでは1日早く、昨日から塾を再開しています。といっても昨日は授業がなく、中間テストに向けての勉強会。

初めての定期テストを迎える中学1年生、塾に入って初めてのテストを迎える中1、中2生を中心に各科目の勉強方法などを伝えながらの5時間でした。

中1からは「楽しかった」「あっという間だった」と望外の感想を聞くことができ、GW休みを1日削った甲斐がありました。

新しい教科書になってテストはどう変わる

さて教科書が変わって初めて実施される中学校での定期テスト。昨年までとは少しテストの位置づけが変わるかもしれません。

教科書が新しくなる前提として「何をどう学ぶのか」が書かれている学習指導要領が改訂されています。その中で学習状況を評価するポイント(観点)が示されているんです。

昨年までの学習指導要領では、そのポイントが「関心・意欲・態度」「思考・判断・表現」「技能」「知識・理解」となっていました。

新しい学習指導要領では、4つのポイントが3つに整理され、「知識・技能」「思考・判断・表現」「主体的に取り組む態度」となっています。

よく似た言葉が並んでいる印象がありますが、注目すべきはその順序です。

「関心・意欲・態度」が先にきて、「技能」「知識・理解」は後ろにありました。

それが「知識・技能」が先に来て、「主体的に取り組む態度」が後になりました。

言い換えると「授業態度や提出物」よりも先に「定期テスト」が書かれている、つまり重要視されていると解釈できるのではないでしょうか。

つまり今年度からは成績をつけるにあたって、これまで以上に定期テストが大切だということです。

早いところでは来週の月曜から中間テストが始まります。しっかりと意識して取り組んでいただけたらと思います。

 

最後までお読みいただいて、ありがとうございます。

堺市でこんな塾がありますが、ご存知でしょうか?

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