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文化祭のあとの燃え尽き症候群に注意

2020年09月12日

少しずつ秋の気配を感じる今日このごろ。低学年担当の福島妙です。

四季の中で一番好きな秋がもうそこまできました。日中も日によってはクーラーがいらなくなってきたので、ずいぶん体の調子がよくなってきました。

さて、そんな秋は文化祭のシーズンです。

いつもと違う文化祭

今年の文化際は、コロナの影響で例年と違う形で実施した高校が多いようです。例えば、二日間開催される文化祭が1日のみの開催。飲食系のものは禁止。外部の入場者は禁止。保護者の見学は人数制限を設けて可、もしくは禁止など。

禁止づくめの文化祭だったかもしれません。

それでも、なんとか各高校ではコロナ感染予防策を講じて、文化祭開催にこぎつけているようです。

先日、長女の文化祭に顔を出したのですが、マスク着用、入り口で消毒、事前に見学する家族は出発前に検温をして報告が義務付けられていました。また参加できるのが、一人の生徒につき、家族2名まで。体育館での発表を聞く人数も制限。立ち見は禁止。席と席の間も距離がとられていました。

制限付きではあるものの高校生活の大きなイベントが中止にならず、保護者としては良かったなぁと思いました。

文化祭の醍醐味は、文化祭に向けてクラスごとに模擬店や発表の準備をする準備期間ではないでしょうか。

今年は学年前半がコロナの影響で学校に行けない期間がありました。そんな中では、新しい友人関係を築くのも、友情を深めるのもままならなかったことでしょう。

そういう大変な時期を乗り越えた後の文化祭の準備。きっと文化祭準備を通して友人関係が深まったことが何よりの思い出になったような気がします。

文化祭が終わって・・・

そんな密度のこい文化祭準備から文化祭当日までは、ほとんどの子が忙しくて勉強はそっちのけだったのではないでしょうか。中には文化祭燃えつき症候群になっている子もいるかもしれませんね。

楽しかった思い出に浸りすぎると、後が大変です。終わったことに感傷的にならずに、しっかり気持ちを切り替えていって欲しいと思います。

すでに高校3年生は総合型選抜(旧AO入試)の出願が終わり、いよいよ面接などの選考が本格化していきます。高校1,2年生の方は、1年後、2年後には総合型選抜受験する可能性も含めて進路決定をします。選択肢を広げるためにも、様々なことに取り組み、視野を広く高校生活を送っていきましょう。

「あなたは高校生活3年間で何をしてきました?」

と聞かれて、「うーん」と頭を抱え込まないようにできるかどうかは、これからの自分の高校生活の過ごし方にかかっています。

 

最後までお読みいただいて、ありがとうございます。

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