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心の中で抱きしめながら話す(ビリギャル坪田氏の講演より)~関西教育フォーラム2018~

2018年11月28日

「心の中で抱きしめながら話す」「科学と情熱の融合」

文字にして読むとちょっと気持ち悪いかもしれませんね(汗)

昨日の佐藤ママの記事に続いて連日の関西教育フォーラム・レポート2です。忘れてしまわないうちに書いておきます…笑

今日の記事はビリギャルの坪田信貴先生の講演からです。

※『ビリギャル』は教室にも置いていますので、ぜひ手に取ってみてくださいね。

科学と情熱の融合

「科学」=「再現性のあること」だと定義されていました。

これまでの教育は曖昧なものが多いと。例えば、学校でもよく指導される挨拶。「大きな声で挨拶をしましょう」ということが言われます。

では、「大きい声」とは、いったいどれくらいなのでしょう?具体的に何デシベルだったらいいのでしょう?大きな声で挨拶をした子とそうでない子とで、10年後にどんな差が生まれるのでしょう?

こういった検証なしに行われている指導は科学的ではないという主張です。

「心の中で抱きしめながら話す」

一方で、こんなこともお話されていました。

「感動」という言葉の反対、「理動」という言葉はありませんよね。人は理屈だけでは動かない、感情を動かさないと人は行動しない。

だから「生徒の性格に合わせて声掛けをする」「批判をせずにポジティブに」つまり「心の中で抱きしめながら話す」ということが大切なのだ、と。

そのうえで成績を上げるために坪田塾ではこんなことを実践していると教えてくれました。

ビリギャルの坪田塾でやっていること

坪田塾で実践されていることを3つご紹介します。

分かるところまで戻る

「学校の進度に関係なく、その子が必要な学習に戻る(もしくは進む)ことが大切」

いろいろな状況で英語のチカラが学校の進度より進んでいるような場合を除いて、その子が理解できるところまで戻って学習します。

例えば1年後に医学部を受験する高校生でも、必要ならば小学校低学年の学習にまで戻すとおっしゃっていました。

これについて、未来アカデミーでは学校で習っていること、少し先を進めながらも必要に応じて過去の復習も指導しています。復習オンリーの方法や教材を少し探してみようと思います。

この「分かるところまで戻って学習する」ということについて、後のパネルディスカッションでも盛り上がっていました。長くなりそうなので、また別の記事で書いてみますね。

アウトプットが大切

「インプットは学習法を指導し、本人に任せ、アウトプットをチェックする(反復学習)」

これ、「我が意を得たり」という思いでした。分からないのところを解説し、「分かった!」という状態にすることは大切です。

でも、それ以上に自分で復習して「できる!」という状態にしないと成績は伸びません。まさに「宿題」→「復習」→「とことん演習」という流れです。

逆テスト

「逆テストという復習テストを行い、復習を効率化する」

これはまずテストをしてから、その単元を解説するということだったかと。

テスト勉強でもそうですが、まずワークやプリントの問題を解いて、「出来る問題」と「出来ない問題」に仕分けすることが大切ですよね。

そして出来ない問題でも重要なところから順に勉強していく。そうすると成果が目に見えてきます。

と、ほぼ記事を書きおわるタイミングで、坪田先生の著書が届きました。

ホント「見てたんか!」っていうタイミングでビックリしまいした。

amazonのほしいものリストに入れていて、講演当日の新聞の書評にも載っていて注文していたんです。また、この本のレポートも書きますね。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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