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小学算数のキー、九九学習について

2020年07月18日

こんにちは、低学年担当の福島妙です。

やっと日常が戻りつつあると思っていたのも束の間。東京、大阪を中心にコロナ患者数が日増しに増加…。また不安な日々に戻ってしまいました。

結局のところワクチンや治療薬ができるまでは、個々の生活習慣の見直しや心がけでしか拡散を防ぐことはできないのかもしれませんね。

さて、今回は九九学習について綴っていきます。

小学2年生の九九学習

小学生2年生のメイン学習といってもいい九九学習。学習をスタートする時期は、2学期から学習する学校が多いようです。

まず、九九の概念を学び、その後ひたすら九九を覚えていきます。

学校の教室には、すでに塾や公文など放課後のお稽古で先取り学習をしているお子さんがいます。つまり、「よーいドン!」で九九を学び始めるわけではなく、スタート時点でかなりの差がついています。

全く九九を学習してこなかったお子さんにとっては、少し頑張りが必要になります。

しかし九九はしっかりと学校の先生の指示通りにお家で繰り返し何度もすることで、ほとんどのお子さんがクリアできます。先取り学習をしていないことを不安に思わず、がんばって欲しいと思います。

九九学習はこの先の学習の重要な基礎となる

この先も続く算数、数学の学習の基礎である四則計算。九九学習は足し算、引き算の次に学ぶ3つ目の項目です。そして、この掛け算と引き算を使って4つ目の割り算へと入っていきます。

そのため、九九(掛け算)が完璧でないと、次に学ぶ割り算の学習に支障をきたします。

九九はだいたいできればいいのではなく、完璧でないといけないということを理解しておきましょう。

九九を覚えるには

九九を覚えるのに近道はありません。何度も何度も毎日、毎日練習する必要があります。できれば、短期間にぐっと集中して覚えてしまうようにしましょう。

しかし、九九のようなルールを覚える経験は初めての子が大多数です。そのため、保護者の方のサポートが不可欠です。九九のなかでも苦手とする段がそれぞれにでてきます。

特に覚えにくいのが、7、8、9の段でしょう。しっかりと覚えているかチェックしてあげてください。苦手な段ほど2倍、3倍の努力が必要です。反復練習で克服しましょう。

ある程度、九九が覚えられてきたら、クイズ形式で苦手な6×7や9×7などを出題して反射的に答えられるようにしてあげてください。

また、お風呂や寝る前に九九の段をどちらが早く言えるか競争しているのもいいと思います。

小学校算数の中でも最初の試練といっても過言ではない九九。しっかりと対策を取って乗り越えてくださいね。

 

最後までお読みいただき、ありがとうございます。

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