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小学生の自由研究にこんなのはいかがでしょう

2019年07月27日

今日は台風が向かってきているようですが、なんとか午前中の低学年さんの授業は実施できました。ほっ。

夏休みがはじまり、最初の1週間で学校の宿題を終わらせてしまった―!っ、という子も中にはいるかと思います。

あとは、読書感想文、自由研究、貯金箱づくりが関門ですね!

自由研究の難しさ

自由研究の難しさは、何をテーマにするかだと私は思います。例えば、とっても昆虫が好き。ものすごく工作が得意、絵を描くのが好きっというお子さんであれば、「自由に、好きにやっていいんだー!」ということで、自由研究に困ることはないかもしれません。

しかし、お子さんの大半は「自由研究なにしたらいいかわからへん!」「えー、めんどくさい」「ねー、ママ!自由研究どうしたらいいのー!」となってしまいます。すると、保護者の方は「自由なんやからなにしてもええねん!」とか「めんどくさいこといいな、別に提出せんでもいいねんから。」となって、結局自由研究をせずに夏休みが終了となってしまいがちです。

こんなことを書いていますが、「まさに私のことだな。」と・・・。

「自由」にって難しい

一見、「自由」という言葉は、「楽ちん」に見えますが、実は個人の能力が問われる非常に難しい言葉です。自由に考えるためには、考えるだけの基礎的な知識や、知的好奇心がないとなかなか難しいものです。

例えば、「自由に絵を描いてね。」と言われると何を描いたらいいかわからず筆が動かないことがあります。しかし、「りんご」の絵を描いてください。と言われれば、絵が苦手な人でもなんとか筆を動かしやすいですよね。

このように、いったん「テーマ」を決めてあげ、どのようなアウトプットをするか指導してあげれば、自由研究も難しくないかもしれないと最近思い始めました。

自由研究はテーマを決めることからスタート

では、どんなテーマがいいのか。一番いいのは、子どもたち自身が興味をもっていることだと思います。しかし、この興味がパッと沸き上がらない場合は、困りものです。

ということで今回はサンプルテーマを一つ上げたいと思います。

何回かブログに書いてきましたが、今年は個人的な仕事の関係で姫路城、彦根城、大阪城へ足を運ぶ機会がありました。特にお城好きというわけではないのですが、3つのお城を見学して「お城は、自由研究にものすごく向いている題材だな」と感じました。

理由

・日本にはいろいろなお城がある

・大阪に住んでいる場合は、「大阪城」!兵庫県の方なら「姫路城」、滋賀県の人なら「彦根城」とすぐにそばにテーマがある。

・対象年齢が幅広い 低学年から高学年、中学生、高校生まで、どの学年にも応用できる

・1回の夏休みで完了ではなく、小学生の場合6年間でさまざまなお城を研究してシリーズ化することも可能!

なんと素晴らしいテーマでしょう!

お城はいつくもの要素があります!

お城といっても、同じものはなく性格がことなります。また、お城をいくつかの要素に切り分けることも可能です。

例えば、「石垣」や「櫓(やぐら)。石垣といっても、様々な石垣の積み方があります。同じく櫓にもさまざまな櫓があります。石垣や櫓にフォーカスして調べてみるのも面白いです。

また、城主について調べてまとめることもできますね。いつだれが建てたのか、どんな城主が住んでいたのか。など。

このように、お城にはたくさんの要素があります。調べたい要素だけにフォーカスし、資料をまとめることで深みのある自由研究とすることが可能です。

他にもお城にはガイドさんがいます。ボランティアガイドの方だと、無料で色々なことを教えてくれます。

ガイドさんへインタビューをして、インタビューの内容を自由研究内に盛り込むのも面白いでしょう!是非

 

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