トップ > ブログ > 受験勉強 > 大阪府の公立高校入試から削除される範囲が決まりました

大阪府の公立高校入試から削除される範囲が決まりました

2020年06月23日

来年の大阪府公立高校入試の出題範囲の発表がありました。

科目によっては結構な量が削除されています。

出題範囲のpdfへのリンクを貼っておきますね。

令和3年度大阪府公立高校入学者選抜における出題内容について

数学

「三平方の定理」「円周角と中心角」「資料の活用(3年生で学ぶ内容)」が削除対象です。

うーん、予想通りとは言えメインといってもいい「三平方の定理」が削られるとは・・・

難易度を調整するために使われるのは「関数」や「方程式の利用」あたりでしょうか。

英語

「現在分詞及び過去分詞の形容詞としての用法のうち後置修飾」とあります。

「a running dog」は出るけど「a dog running in the park」は出ないというとですね。

他の自治体で削除されていた関係代名詞は残されています。

公立高校入試で出題される英単語がまとめられているのですが、ここもかなり削られていますね。ただ、見方に注意が必要です。

「early」「both」「open」といった単語が削除対象に入っていますが、一部の用法が削除されていて、その単語自体が全く出ないというわけではないので注意してチェックしてくださいね。

「get up early」は出るけれど「early lunch」は出ないといった感じです。

あと「~番目の」という序数もかなり削られていますね。

削除対象の英単語のリンクを貼っておきます。pdfファイルの網掛け部分が出題されない単語です。

「大阪版中学校で学ぶ英単語集」からの除外範囲』 

国語・理科・社会

数学や英語に比べると、大きな影響がなさそうなのがこの3科目です。

理科については、ここ数年ほとんど出題されていない単元が削除されています。

社会はについて削除されたのは、入試で出題されているもののそれほどの問題数ではない単元です。国のお金に関する内容の削除が多く、他の先生と「何か意図があるんかいなぁ…」なんて冗談を言い合っていました(笑)

国語に関しての削除は実質的に漢字だけですね。読解問題などで該当する漢字が出てきたらルビを振るんでしょう。ここも大勢に影響はないかと。

漢字で削除されたもののリストはコチラです。

中学校で学習する漢字の一覧からの除外範囲

 

最後までお読みいただき、ありがとうございます。

勉強や入試に役立つ情報をお送りします。よろしければLINEにもご登録くださいませ。

友だち追加

ページトップ