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大阪学芸中学校・高校、2025年入試説明会レポート

2025年09月11日

中学校

中学校生活

自校のことを「落ち着いた公立中学校」という表現をされていました。

「しっかり勉強できる」「落ち着いた学習環境を提供する」ということで、生活指導は公立中学校に比べると、かなり厳しく指導しているとのこと。髪留めや化粧、ピアスなどは禁止です。

学芸中学校の生徒の8割が学芸高校に進学します。学芸高校を併願で確保して、公立高校を受験することも可能です。

英語、週5時間プラス総合学習の時間にネイティブの先生が国際理解教育を行っています。以前より1コマ減ったようです。

入試について

入試は1月と2月に1回ずつ実施されます。1月は学科試験と面接で2日間行かなければならないので、ほかの私立中学校との併願は難しくなりますね。

また2月にも入試を実施するのは珍しく、公立中高一貫校や1月の入試で全敗した人を対象としているとのこと。

プレテストが4回もあります。模試の偏差値ではなく、学校が実施するプレテスト(実際の入試形式に近いテスト)の結果で合格可能性を判断してほしいとのことでした。合格の目安はプレテストの得点率60%です。

高校

週5日、2学期制へ変更

2026年度から週6日制から週5日制、3学期制から2学期制に変更されます。中学校も同様です。

土曜日が休みになり、定期テストも年4回になります。

2学期制に移行することで土曜日が休みになった分の授業を確保するということです。

かと言って土曜日が完全に休みになるわけではなく月2回は学校を開けて、行事や講習を行い、自習室も18:30まで利用可能です。

社会情勢と周辺の私学が週5日制に変わってきていることを変更の理由に挙げていました。授業時間数は変わらないようにすると言っていました。学芸を希望する生徒に伝えると喜んでいました。難関大学を目指す子がそれほど多くなく、年内入試で多数が決まってしまう学校ならではのことなのかもしれません。

校舎の建て替え

また一部校舎の建て替えを行い、多目的ホールやラーニングコモンズを設置するそうです。こちらは2026年11月から順次利用できるようになり、2027年8月完成だそうです。

進学実績

大阪学芸はコースが多様なので、目指す進路を考えたうえでの選択が必要となります。とは言え2年生進級時にコース変更が可能で、昨年は約3分の1がコースを移っています。これは他の私立高校と比べると、かなり多い人数です。

大阪学芸のいいところは進学実数を開示してくれるところです。しかもコース別に集計されています。いまだに他の学校は延べ人数しか発表しないところが多いので好感が持てます。

今春は卒業生519名中、国公立大学23名、関関同立55名、産近甲龍77名、高大連携をしている大工大への進学が18名でした。

 

前回、訪問時の記事はコチラです。
大阪学芸中学校・高校、2023年入試説明会レポート

 

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