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夏休みの宿題に対する葛藤

2018年08月20日

するのか、しないのか悩ましい宿題チェック

毎年、悩むんですよ。するべきか、それとも止めておくべきか…

夏休みのどこかの時点で中学3年生に対して、学校の宿題ができているかどうかのチェックをしています。

今年はお盆休み明け初日の昨日が期限でした。

宿題チェックのメリット

チェックするメリットとしては…

・抜け漏れによる内申点へのマイナスを阻止する

・サボりによる内申点へのマイナスを阻止する

・たとえわずかでも力がつく

宿題チェックのデメリット

チェックするデメリットとしては…

・痛い目に遭う(自分自身で気がつき成長する)チャンスを奪ってしまうかもしれない

・誰かの目がないと自主的に行動しないようになるかもしれない

背に腹は代えられず

メリットとデメリットを考慮したうえで、今年もチェックすることにしました。

その理由の大きなところは、少しでも内申点を確保しておきたいということです。

あとはキチンと宿題に取り組んでくれた子については、弱点を見つけられるということです。宿題をチェックすると夏期講習で解説したところの類題で解けなかった問題を目にします。

一度は理解できたものの、もしくは理解できたつもりで、実は「できるようになっていない」問題です。ここを正解できるようにするのが実力をつけるポイント。

見つかったポイントについては、来週の夏期講習のカリキュラムを少し変更してねじ込むことも可能です。

実際に、今日もいくつかのポイントを発見しました。早速、カリキュラムの修正に取り掛かります。

子どもたちの成長と目先の成績と二者択一を迫られる場面があると、正直なところ本当に迷います。いろいろとバランスを考えながら、生徒たちの状態をベストに近づけることができればと思います。

最後までお読みいただき、ありがとうございます。

 

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