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夏休みの宿題で内申点を取り返そう

2019年07月25日

1学期に内申点を下げてしまった・・・

「通知表の成績が下がってしまったんですけど…」「志望校は内申点に合わせて下げたほうがいいのでしょうか?」

この時期は、こんなご相談が増えてきます。

通知表を見て数字が成績が下がってしまうと、不安になりますよね。

でも、だからといって今の時点で志望校を変える必要はありません。

内申点制度の復習

大阪府の公立高校入試で使われる各教科の内申点は3年間の総合評価です。1年生、2年生、3年生の成績を合わせて、「3」や「4」といった成績が決まります。

例えば2年生までずっと「4」だったのに、3年生の1学期で「3」に下がってしまったとしましょう。この場合、入試で使う内申点が「3」になってしまうというこはありません。

とは言え、2学期も3学期も「3」だったら、「3」になってしまう可能性が高くなります。

なぜなら「1年生:2年生:3年生=1:1:3」なので、3年間を通すと「3」の比率が高くなってしまうからです。

逆に言えば2学期に「4」を取ると、3年間の評価が限りなく「4」に近づくということです。

だからこそ、この夏休みから2学期に向けて対策を打つと効果的なんです。

これは3年生だけではなく、1年生も2年生も同じです。1学期が「3」でも2学期と3学期で「4」を取れば、学年の内申点は「4」になりますからね。

夏休みの宿題を内申点アップの武器にする

さて、思うような通知表の成績を取れなかった。下がってしまった。

この状況を改善すべく今から出来る行動。それが夏休みの宿題です。

え?夏休みの宿題?

まぁ、普通はちゃんとやって出しますよね。それでいいのでは・・・?

でも、気づいていない「提出漏れ」があるかもしれません。正確に言うと「提出漏れ」ではないと思います。

その内容は、コレです。夏休みの宿題が書かれたリストにこんなものは入っていないでしょうか?

提出義務のない面倒くさい課題こそ

いわゆる自由課題、読書感想文や税の作文、体育祭へ向けた応援旗のデザイン、習字などです。

「提出の義務はありません」「出来る人はやってきてください」といった記載があったりします。しかも「しても、しなくても、どっちでもいいよ」と言われ、仕上げるのが面倒くさい内容です。

だから提出義務がないのに、わざわざ手を出す気にはならないかもしれませんね。

 

だからこそ、取り組む価値があります。

ほとんどの人が提出しません。出すのは数名かもしれません。

だからこそ、その数名からの提出物は担当の先生の目を引くはずです。そして担当の先生は嬉しいと思いますよ。

もしかすると「成績評価に算入しません」と書いてあるので加点はされないかもしれません。でも先生から見ると「応援したくなる生徒」になりやすいですよね。

通知表の成績が下がってしまった科目に自由課題があるならば、やってみる価値はあると思います。出して減点になることは絶対にありませんから。

特に中学3年生は忙しい夏を過ごしているかと思いますが、うまく時間をやりくりしてチャレンジしてみてくださいね。

 

最後までお読みいただき、ありがとうございます。

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