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在宅勤務で大人も子どもたちも試されること

2020年03月28日

こんにちは、低学年担当の福島妙です。桜が咲き始め、今週末は花見でもしようかと検討されていたご家族も多いかと思います。

そんな折、コロナウィルス感染者数が急増しており、東京、大阪では「不要不急の外出は控えるように」という自粛要請が出されましたね。

不要不急とは

不要不急とは、重要でもなく急ぎでもないことを言います。不要不急の線引きは人によって違うので、メディアでも色々言われていますね。

でも、花見はきっと不要不急の外出だと思います。

日本人は花見が好きですが、桜は毎年咲きます。今年は一人一人が色々なことを我慢してなんとか事態が少しでも早く収束してほしいと願っています。

在宅勤務を推奨する

大企業などでは早いタイミングで在宅勤務へ移行されていると思います。しかし、日本の90%を超える数の企業が中小企業であることを考えると、そう簡単に在宅業務を実施できるものではないと思います。

在宅業務を実施するには、デスクトップPCを使用している社員が多い場合、まずノートPCを会社から支給する必要があります。

ノートPCを手配し、セットアップ。当然ウイルスソフトも追加購入して、設定が必要ですね。

その手配を何十人と在籍する社員の分を手配をするとしたら?

そして、その手配をする原資はあるのか?

また、会社のサーバーへログインするためのシステムが必要です。

そして、対面でのお仕事をしている方の場合、在宅勤務そのものができる職種ではありません。

オフィスワークでも経理、人事などの担当者は個人情報を扱ったり、現金を扱ったりするので、在宅勤務で扱える業務は限定されてしまうでしょう。

「在宅勤務」と言っても、簡単にできるものでないことがわかります。

しかし、上記のような課題があったとして、在宅勤務が可能な職種の場合は、在宅勤務に踏み切らないといけないタイミングにきたのだと思います。

そして実際に在宅勤務がスタート

そして、他人事だと思っていた私自身も昨日から4月末まで原則在宅勤務となりました。

私の場合は、2年前くらいから一部在宅勤務が会社でスタートしていたので、サーバーの問題やノートPCはすでに整備がされていました。そのため、なんとかなっています。

しかし、まだ在宅勤務はスタートしたところです。毎日長時間一人で仕事をするため、自分自身でしっかりと計画立てて業務を進めないといけないでしょう。いつも以上にオンラインMTGやオンライン電話でコミュニケーションをとって進める必要もでてくると思います。

社員全員が在宅勤務というのは初めての経験です。

これから1か月にわたり、どのような問題や課題がでてくるのか、だれにも現時点ではわかりません。

試される自己管理能力→子ども達も自己成長力が試されている

1日の大半を自宅で仕事する場合、自己管理能力や能動的に仕事をクリエイトする力が試されているような気がします。

普段から、自分で考える習慣、自分で仕事をクリエイトできる人は在宅勤務が進むことでよりパフォーマンスが上がるでしょう。しかし、一方で普段から受け身で、自分から仕事を作れない、探せない人にとっては、在宅勤務によって初めて自分の課題に気づかされるかもしれません。

これは、大人だけの課題ではないと思います。

我が子を見ていて感じるのは、ぽっかりとできた休校期間を自主的に有意義に過ごせていないということです。

「ピアノ練習をやって!」「プリントをやって!」「本を読んで!」と逐一こちらから指示を出さないと動きません。

こういう事を繰り返していると、自分で能動的に動けるようにはなれないだろうなと少し不安になっています。

しかし、突き放すことで自分で考えて行動できるようになるかと考えてみるのですが、どう考えてもそれは無理だという結論になります。なかなか自己成長力を伸ばすというのは難しいものですね。

 

最後までお読みいただき、ありがとうございます。

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