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国内旅行より安いかも ~家族で海外旅行のススメ~

2019年08月18日

今年の夏休みはタイへ

お盆休みを利用して家族でタイのバンコクに行ってきました。

中学生だと、社会の教科書に出てくる2点くらいの知識で、あまり馴染みのない国かもしれませんね。

海外旅行のほうが沖縄に行くより安い?

「お盆休みに海外旅行」って聞くと、すごくお金がかかるイメージがありませんか?

私もそう思っていました。新聞に入るチラシなんかには「一人50万円」なんて書かれていますし、「ハワイへ行くと現地で何をするにしても高い」という話を聞いたこともあります。あとに書きますが、現地滞在費などを考えると沖縄や北海道に行くよりは安いかもしれません。

今回は旅費を安くするために、初めてLCC(格安航空会社)を使いました。LCCは様々な節約をして航空券を安く販売しています。

どんなところを節約するかと言うと・・・

・荷物の重量制限がキビシイ
 預ける荷物に25キロまでという制限がありました。家族4人だと20キロちょっと。十分に余裕がありました。寒い国に行く場合だとちょっとキビシイかもしれません。

・座席のモニターがない
 映画を見たり音楽が聴いたりできませんが、スマホやタブレットにダウンロードして持って行けば問題ありませんね。

・ドリンクや食事のサービスがない
 必要に応じて食事は予約していきます。質量ともかなり貧弱でしたね。ドリンクは機内で買うこともできます。

・座席が狭く、椅子も貧弱
 帰りが夜中の便だったので、かなり寝苦しく辛かったですね。でも何万も節約できることを考えるとガマンできます。もっと遠いところだと、しんどいかもしれません。

・エアコンが・・・
帰りの便に乗り込んだとき、エアコンがまだ効いていませんでした。そこまで節約するんですね・・・。

こんなのを見てきました

タイについて、歴史の教科書には「江戸時代の朱印船貿易の相手国のひとつで山田長政がアユタヤの日本人町で指導者になったこと」、地理の教科書には「コメの二期作が行われ米の輸出国であること」とほんの少ししか記載されていません。

でも実際に訪れると教科書には書かれていないことをたくさん知ることができます。

例えば・・・

いきなり強烈ですね。昆虫のから揚げです。観光客にも分かるように英語のほかに中国語や韓国語、日本語で書かれた看板を見つけました。

実際のから揚げの写真は載せないでおきますね。塾生で見たい人はいつでも言ってくださいね。

もちろん食用です。現地の人は買って食べていましたよ。ちょっとチャレンジする気にはなれませんでしたが。

巨大なビルやショッピングモールが立ち並んでいます。堺はもちろん、大阪市内より都市の規模は大きく感じられます。

大阪市の人口は300万人足らず、バンコクは850万人ほど。なるほど、大きいはずです。

大都会の片隅には日本では目にしなくなった物乞いもいます。(そんな人たちへの対応は書かないでおきます。)でも子どもたちなりに感じること、考えることがあったのではないでしょうか。

川辺で生活する人たちの住居。日本では見られない家の造りです。台風や大雨でのことを考えると、まず建築許可が出ないでしょうね。

争いのつめ跡が残る世界遺産。仏像が破壊されています。徹底して破壊せずにおいたということが悲惨さを物語ります。

言われなければ何の建築物なのか分かりません。ワットアルンという有名なお寺です。同じ仏教なのに日本のお寺とは全く違いますね。

街中に異文化が同居しています。これはアラブ街。看板が全てアラビア語と英語でタイ語は全くありません。住んでいたり、買い物をするのはアラブ人ばかりで、タイ人は店員しかいないそうです。

トゥクトゥク。小型タクシーですね。小回りが利いて便利ですが、日本人の基準だと危険性がかなり高いです。値段もメーターではなく交渉で決まります。

今回は川の対岸にあるお寺(ワットアルン)へ行くために、渡し船の船着き場に行ってくれとお願いしました。でも「お寺に行くのは、そこじゃない」「こっちの船着き場が便利だよ」と言うし、値引き交渉にもすんなりと応じてくれました。でも、これが罠だったんですよね…

連れて行かれたのは、ボートで観光をする業者さん。行きたかったワットアルンだけでなく、いくつかの寺院や水上マーケットなどを回る観光コースを勧めてきます。

やられました。

お客さんを連れてくると観光業者から運転手に紹介料が支払われるんですよね。道理で値引き交渉にもすんなり応じるはずです。

まぁ、こんなトラブルも旅の楽しみのひとつ。もちろん断って、別のタクシーで目的地へは移動しました。それでも予定していた金額くらいだったので、面白い体験ができた分だけお得だったかも。

旅の値段

コンビニで調査

ホットサンドが約80円、ビールが約160円、ペットボトルの水やジュースが約80円くらいから。お菓子も100円以下のものがいくつもありますね。スーパーに行くと、もう少し安いのですが、相場を知るのにコンビニは便利です。ちなみにバンコクはセブンイレブンだらけ。

食事代

食事は街中の食堂だと50バーツ、約200円くらいから。お腹が心配だったので行きませんでしたが、現地の人が利用する屋台だともっと安いでしょうね。でもハンバーガーやイタリアンは1000円くらい。日本より高いものもあります。

交通費

電車は100円くらいから。日本より少し安いですね。

タクシーは初乗り140円くらい。トゥクトゥクは7~8キロくらいで約400円でした。ひとりではなく4人合計です。

為替に左右されます

着いた日は円とバーツの交換レートが0.28くらいでした。1万円が2800バーツになるということです。

それが最終日には2900バーツくらいに。食事一人分くらいの差があります。

中学3年生の公民に出てくる「為替」。中学生にとっては、なかなか理解が難しい単元です。でも自分で体験すると、為替の変動によって値段が変わるというのがよく理解できると思いますよ。

家族で海外はおススメです

写真で紹介したことは日本では体験できないことばかり。今回は書きませんでしたが、現地の人や旅行に来ている人とのふれあいも数多くありました。現地で何をするかにもよりますが、思いもよらぬものを見たり、想像もしなかったことが起こります。もちろん楽しいことだけでなく不快なことも経験あります。

言葉が通じない。食べ物が違う。気候が違う。サービスや製品のレベルが違う。文化が違うというのはどういうことか、自分の文化が少数派になるというのはどういうことか、そんなことを体験し考えさせられます。日本がいかに恵まれているのかも実感できます。

そういったことを考えると金額によらず家族で海外旅行はおススメです。

と言っても私が行った国はアジアがほとんど。ヨーロッパや北米、中南米には行ったことがありません。いつか、ゆっくりとヨーロッパにも行ってみたいのですが、老後のお楽しみになりそうです。

 

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