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冬休みの受験生に最も大切なこと

2018年12月14日

嬉しい悲鳴

受験生からのお問い合わせが3件も続いています。毎年、1件くらいはありますが、3件も続くなんて初めてです。

お話を伺うと共通していることがありました。「塾には通っているけれど、そこの冬期講習だけでは不安だ」とおっしゃるのです。

確かにそうかもしれません。塾の冬期講習のカリキュラムで入試に出題される範囲を全てカバーできるわけではないですからね。(個別指導塾で、回数の提案はあったけれど、何をするのか提示されなかったというのにはビックリしましたが…)

ただ冬期講習に通っても成績は上がりません

ひと通り現状をお聞きした上で2つのことを提案しました。

非常にキツイ言い方ですが、ただ塾に通っても、冬期講習を追加しても成績は伸びません。また志望校合格が一気に近づくこともありません。

全ての受験生に言えることですが、冬期講習を有効に活用して合格を手にするために必要なのは、こんなことです。

なぜ冬期講習を追加するの?

まずは、「明確に目的意識を持つこと」です。

今、通っている塾では基本的には目的、「何をどうしたい」というのがあって冬期講習のカリキュラムを設定しているはずです。真剣に生徒の合格を考えない塾はありませんからね。

そのうえで自分にとって何が不足しているのかを考えます。どの科目に不安があるのでしょうか?さらにどの単元が苦手なのでしょう?もっというと、どんな問題ができないのでしょう?

それらを解決するために、個別指導塾や家庭教師などを活用すると効果が上がりやすいですよね。

本当に大切なのは「講習のあと」です

今までと環境が変わって、目的意識もしっかり持って授業を受けると、理解度も変わります。

「わかった!」「授業が分かりやすい!」という感想が出てくるかと思います。

でも、そこでストップしていると、せっかく追加した冬期講習がもったいないです。ぜひ、「講習のあと」を大切にしてくださいね。

目新しいことではないのですが、説明してもらった問題をもう一度、自分で解き直してみることです。

言うまでもありませんが、自分一人で正解を書けてこそ得点が上がります。本当に一人で解けたときこそが、成績が上がる瞬間です。

説明してもらった問題で復習したあとは、塾の問題集や学校のワーク、今まで受けた模擬テストなどで同じ単元の問題を解き直してみてください。

言い回しが変わったり、難易度が変わっても解けるのなら力がついた証拠です。もし解けなかったら、必ず質問に行きましょう。

「えー、そんなことまでするの?面倒くさい」と思われるかもしれません。

でも、必ず取り組んでいただきたいと強く願います。というのも実はここまでする人は少ないからなんです。他人がやらない。だからこそ、チャンスです。他の人がやらないことをすれば、ライバルに差をつけられますからね。

「講習のあと」を大切にする環境づくり

手前味噌で申し訳ありません。未来アカデミーでは、「講習のあと」をしっかりと活用するための環境づくりをしています。

冬休みの間、受験生は、午前中に基本となる授業を受けます。午後からは余程の理由がない限り自習室に残ってもらいます。

そこで午前中の授業で出来なかった問題に再チャレンジしてもらいます。「分かったつもりだった。でも自力では解けない…」そんな問題を解決するために、講師も常駐しています。

もし冬期講習を受ける塾に自習室があるなら、ぜひ残って復習に充ててくださいね。冬期講習をしっかりと活用して、合格を手繰り寄せてくださいね。

最後までお読みいただきありがとうございます。

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