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公立高校入試直前、合否を分ける二つのスタンス

2019年02月25日

合否を分ける二つ考え方

公立高校、一般選抜まで残り2週間となりましたね。

合格ライン上にいる生徒たちだけでなく、十分に合格圏に入っている生徒でも心の中は穏やかでないと思います。受験生それぞれに焦りや緊張があるのですが、その勉強の様子を見ていると2つのスタンスに分かれていることに気がつきます。

いろいろなところで語られているので想像がつくかもしれませんが、そのスタンスとは「もう」と「まだ」です。

コップの水が「半分しか残っていない」と考えるか、「半分も残っている」と考えるかで行動が違ってくると言われます。

受験に当てはめると「もう2週間しかない…」と考えているか、「まだ2週間もある」と思っているかです。

「2週間しか…」の思考・行動パターン

もう2週間しかない

あぁ、どうしよう…

気ばかりが焦って空回り

ラストスパートの時期に充実感がない

自信のないまま入試本番…

「まだ2週間も…」の思考・行動パターン

まだ2週間ある

最低でもアレとコレを勉強しておこう

入試直前、決めたことがキチンとできた

自信が持てる、とまでは言えないかもしれないけれど落ち着いて本番

実力以上の結果は出せないのなら

ほとんどの生徒にとって入試は今年が初めて。私立入試は下位コースへの回し合格やダメだった場合の1.5次入試という制度がありました。しかし公立高校の入試は本当に最後の戦いです。

模擬テストなどでA判定が出ていても、自信たっぷりに「絶対に合格できる!」と断言できる受験生はほとんどいないでしょう。

入試本番でやってきたこと、実力以上の力を出せることは、滅多にありません。

自分が持っている力をどこまで出せるか、です。それが合否を分けます。

そのためには落ち着いた心境で入試に臨むことが大切です。だからこそ、この2週間の過ごし方は重要なんです。直前の2週間を充実して過ごした人は、そうでない人よりも落ち着いて当日を迎えられるでしょう。

入試まで2週間前で取り組むこと

この2週間は、続けて勉強すれば効果が上がりやすいことに取り組んでください。

英語のリスニングは慣れることで得点アップが見込めます。国語の作文や英語のライティング(自由英作)はスピードアップが図れます。

また数学や理科の計算問題の確認をしておくと点数に直結します。理科や社会の用語を暗記するのも、すぐに成果が出ます。

入試2週間前に避けたいこと

人によりますが、数学などの難問にチャレンジして分からないと自信をなくしてしまうケースもあります。

自信のない状態で入試に臨むくらいなら、基本的な問題での失点を避けるために解き方の確認をしておくほうがいいかもしれません。

また、何を勉強するかを決めずいると焦りからアレコレ手を出してしまいかねません。そして最悪はパニック状態に…。

やるべきことを決めてメモに書いておきましょう。そして充実した2週間を過ごしてください。

「あきらめたら、そこで試合終了」(スラムダンク、ちょっと古いですね。)

最後までお読みいただき感謝しています。

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