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中学校の一学期の個人懇談の前に準備しておきたいこと

2019年07月09日

学校の個人懇談には事前準備を

明後日あたりから公立中学校では個人懇談が始ますね。

中学校での個人懇談で一人あたりに使われる時間は、10分~15分くらいですしょうか。教室の前には、次の人も待っています。待たせるのも気が引けるし、なかなかじっくりと質問できる感じではないかと思われます。

だからこそ、「これだけは確認しておきたい」ということを準備して、個人懇談に向かえるといいですね。

個人懇談で確認したい「これだけは!」

個人懇談でまず確認しておいていただきたいの「現状の内申点」です。

大阪府の公立高校入試において、内申点は「1年:2年:3年=1:1:3」の比率で決定されます。ということは中学3年生でも、夏休みが終わって2学期と3学期だけで40%も残されていることです。

ここまでの成績の変動によっては、内申点が少しでも上がる可能性があります。

個人懇談では、ぜひ内申点について「どの科目が上がりやすいのか」「どうすれば上がるのか」をアドバイスしてもらいましょう。

なぜ、その点数がつけられたの?

自分ではすべての提出物を完璧に仕上げて期日までに出したつもりでした。でも担当の先生がチェックしている表には忘れていた提出物が記されていることもあります。

自分で思っている評価と先生の評価は違うということですね。そして、この自己評価と先生から見た評価は意外なほどギャップが大きいことがあります。

もしかしたら、出し忘れていた提出物があったのかもしれません。ノートやワークに書き漏れがあったり、書き方が指定と違っていたのかもしれません。

こういったことは少し注意するだけで改善しやすいです。

もしかしたら、定期テストの成績が数点差で内申点が変わっていたのかもしれません。こういった科目は次のテストで重点的に学習すれば内申点が1段階あがる可能性が高いですよね。

先生も人の子

以前、こんなことがありました。定期テストで90点以上だったのに、その学期の評定が「3」になっていたんです。

ビックリして、その生徒に確認しました。「授業中に寝ていたことは?」「提出物が間に合わなかったとか?」「席の周りの子がうるさい?」

どれも該当しません。

そこでお母さんにお願いをしました。

「アドバイスをもらう雰囲気で、先生に聞いてみてください」「何か提出漏れがありましたか?授業中に態度が悪いでしょうか?平均が50点のテストで90点なのに評定が3だったので…、何か原因があるなら改善するよう注意しますので」

確認しもらったところ90点台の点数が70点台で入力されていたとのこと。先生も人の子です。見間違いもあれば、PCへの入力間違いもあります。

これは懇談だけではなく、定期テストの成績表についても同じことが言えます。これまでに何度か入力ミスを見つけてしまいました。

なぜ内申点について個人懇談で質問するの?

さて、個人懇談で質問してほしいことを書いてきました。通知表の成績がたった「1」変わるだけなのに、なぜでしょうか。

変化が「1」だけだと、小さく見えてしまうのも無理はありませんよね。でも意外と「たった1」が入試での影響は大きくなるんです

ご存知かとは思いますが、内申点を入試の得点とたし算するわけではありません。ある数字とかけ算をして算出します。大阪府の公立高校において普通科だと合否は900点満点で決定されます。

通知表の成績での点数がたった「1」だったのが、900点満点中で最低でも6点になります。学校によっては10点です。

 

せっかく忙しいく暑い中、時間をつくって担任の先生と個別でお話できる機会です。ぜひ担任の先生に気になるポイントを確認してみてくださいね。

 

最後までお読みいただき、ありがとうございます。

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