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中学受験は、いよいよ2月新年度スタート

2021年01月31日

こんにちは、低学年担当の福島妙です。

ここ2日ほど夜中の風が強くて、気になって眠りの質が落ちています。さらに、この1週間たまたまオンライン勉強会の予定が重なっていた関係で、ハードな1週間を過ごしました。寝る直前までオンラインでやりとりなどをすると頭が眠りのモードになかなか切り替わっていかないようで、眠りに悪い影響を与えているかもしれません。

何事も体調と相談しながら取り組むのが大切ですね。

さて、今回は中学受験を目指すご家庭においては、2月が新年度というお話を少しだけ。

2月から受験モードへ

年が明けてお正月ムードが冷めない中、関西エリアでは1/16日を皮切りに小学6年生たちが私立中学の入試に臨みました。中学受験生たちは1週間ほどの期間に複数の学校を受験します。そして1月中には各自の進学先が決まります。

進路が確定したご家庭では、きっと大きなプレッシャーやストレスから解放されて、ゆっくりと過ごされているところが多いかと思います。

中学受験生を抱える塾では、1月で現小学6年生の指導が終了します。(厳密には中学進学準備講座を引き続き卒業まで受講する方が多いですが。)そして、中学受験入試日から逆算して2月を新学年と設定する塾がほとんどです。

中学受験について家族会議をしましょう

中学受験を予定している場合、小学4年生から、遅くとも5年生から私立受験コースに在籍していることが多いと思いますが、新学年前にもう一度家族で中学受験について話をすることをお勧めします。

中学受験は「言うは易く行うは難し」だ考えます。

「塾に入れば、簡単に志望校に合格できるだろう。」「塾の先生の言うとおりにすれば、きっと志望校を受験できるだろう。」と考えている方もいらっしゃるかもしれません。

しかし、大事なのは子どもたちを志望校にいれるために、どれだけご家庭も一緒に子どもに寄り添い入試日まで伴走できるかということが大きなポイントになります。

「どこでもいいので私立中学にいかせるんです。」と言う方もいらっしゃるかもしれませんが、それこそ私立受験をする意義を話し合い、家庭の方針を決めて、目標へ向かう覚悟をして欲しいと考えています。

「中学受験は子どもたちの人生において、ひとつの通過点に過ぎない」ことを理解し、将来どんな大人に成長してほしいのかイメージを持ち、家族で中学受験に挑む子どもを全力でバックアップしていくことを話し合い、後悔のない一年にしていきましょう。

コロナ禍での各学校の対応も参考に

昨年はコロナの影響で、思うように学校見学や説明会に参加することが叶いませんでした。また、各学校対応も様々でした。

在校生に対して、柔軟かつ迅速に最善の策をうった学校と、対応が後手後手にまわった学校。私学の特徴のひとつとして、柔軟性でスピーディーな意思決定があると思います。

コロナのような誰も予想できなかったことに対して、学校がどう対応してきたかなどを学校説明会で質問してみることで、トラブル時の対応能力の高さなども知ることができるかもしれません。

積極的に学校見学会へ

学校見学会に関しては、春と秋に実施する学校が大半です。小学6年生は受験するかもしれない可能性がある学校については春には見学を済ませておきましょう。秋にはほぼ受験校が決定されますので、各学校で実施されるプレテストを受けることをお勧めします。

小学5年生の場合は、秋に開催される学校見学や文化祭などへ足を運び、大きな視野で各学校の情報を収集してください。5年生の時に偏差値だけで学校見学会を絞る必要ありません。子どもたちは1年で大きく成長する可能性があるので、選択肢は多くしておくほうが良いでしょう。

各学校の行事などは、学校公式サイトで随時アップデートされますので、必ずチェックしましょう。(今年はコロナが収束に向かい、従来のように学校見学会がスケジュール通りに開催されることを祈ります。)

中学受験は誰もが通る道ではない

最後に、中学受験は誰もが通る道ではありません。

あえて、その道を選択するのは多くの場合、お子さんの希望というよりご家庭の方針です。だからこそ「子どもに言ってもわからないだろう。」と、受験を強いるのではなく、その方針を本人にも伝えていただきたいと思います。

また、中学受験にはメリット、デメリットがあり、子どもたちは合格をつかむまでにたくさんのことを我慢しなければならないかもしれません。中学受験は子ども一人で立ち向かうのは、とてもつらい道だということをしっかりと認識して取り組みましょう。

いよいよ、新小学6年生(現5年生)は入試までのカウントダウンが始まります。「1年は長いようであっという間だった。」というのが、中学受験を経験した親御さんがよくお話するセリフです。来年の今ごろ満足した結果になるように、兜の緒を締めて頑張っていきましょう!

 

最後までお読みいただいて、ありがとうございます。

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