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バンジージャンプと高校入試~第1回入試特訓にて~

2021年09月06日

あっという間に季節がめぐります。毎年のように感じることですが…

夏期講習が終わって今年も毎週土曜日の高校入試へ向けての特訓講座がスタートしました。

先週の土曜日がその初日。生徒さんたちに少しでもモチベーションを高めてもらうために、いろいろなことをお伝えしています。

一昨日はこんな話をしてみました。

バンジージャンプ

テレビのバラエティー番組で罰ゲーム(?)でよく登場するバンジージャンプ。一度は体験してみたいと思うのですが、日本では1万円~数万円もするみたいですね。(教室では体験したことのある人はゼロでした。)

そんなバンジージャンプですが、南太平洋に浮かぶ島国バヌアツにある小さな島で行われる成人の儀式が起源だそうです。

日本でバンジージャンプにあたるのは

日本でも成人式はありますが、近年は厳かな雰囲気ではなくなってしまっていますね。

日本では古来、成人の儀礼は元服と呼ばれていました。元服すると髪型や名前が変わります。男性は前髪がなくなったり、徳川家康が幼少時に竹千代と呼ばれていたりというのは知っている方も多いかもしれませんね。

元服すると武士は戦(いくさ)に出ます。(初めて戦に出ることを初陣と言いますね。)

人生のステージ

このように成人の儀礼を迎えると人生のステージが一変します。

現代の日本では20歳になり成人式を迎えると「大人になる」という認識があります。でも現代では、成人式よりも前にやって来る進学や就職のほうが人生のステージの変わり目を意識しやすいかもしれません。

高校入試は15歳で迎えます。元服も男性は15~16歳で迎えるのが平均的だったと言われています。大半の人が高校に進学するとは言え、言うまでもなく高校は義務教育ではありません。

通学距離が長くなり、居住地周辺以外へと交友関係が広がり、行動範囲も一気に広がります。一般的な公立中学に通う人にとって、高校進学は人生のステージが大きく変わるのを初めて体験する機会なのかもしれません。

十分に準備をせずに戦の初陣に出た武士はいなかったでしょう。また女性や武士以外の人もしっかりと準備をして新しいステージに臨んだことでしょう。

人生において迎える新しいステージである高校進学。だからこそ、その準備期間である今日からの6か月を充実して過ごしてもらいたいと思います。

 

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