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テストの点数を10点上げるための早朝学習

2018年10月10日

40回目の早朝

40回目の朝がやって来ました。

意味の分からない表現ですね。正確に言うと、今日から40回目の早朝特訓が始まりました。

今日は残念ながら曇り空でしたが、こんな空の下で教室に向かうのは清々しい気持ちになります。今の季節の朝6時ごろの空はグラデーションが美しくて見とれてしまいます。

だからと言って眠くないわけではありませんが…

深夜も早朝も同じ時間勉強するなら同じ効果?

そんな早起きの辛さからか、たまに生徒たちから、こんな質問があります。

「朝早く起きるのってしんどいですよね。それなら、塾から帰って家で頑張った方がよくないですか?」

確かにそうですよね。同じ時間頑張るのなら、効果も同じかもしれません。それなのに、眠くても早く起きるだけの意味。それを説明します。

早朝学習が効果的な理由

脳にもリフレッシュが必要

人間の脳は長時間の学習を続けていると疲れてきます。だから夜に勉強をし続けるよりも、睡眠をとってリフレッシュした状態で勉強するほうが、より知識が定着します。

運動部の練習でも適度な休養が筋力や持久力をつけるのに有効ですよね。それと同じことが脳にも言えます。

脳にとっての一番の休養は睡眠です。眠っている間に、その日に入って来た情報を整理します。

少し残念ですが、脳が「必要ない」と判断した情報は忘れてしまいます。残念なことに、勉強して覚えたことも多く含まれてしまうんですよね。

だから次に説明することが重要になってきます。

繰り返すことが記憶の定着に効果的

勉強は1回に長時間続けるより、何回も繰り返すほうが記憶に残りやすいです。

自分の住所や電話番号を覚えている人が多いですよね。それは繰り返し書く機会があったので、自然と覚えてしまったのではないでしょうか。あるいは最初はガンバって覚えたのかもしれませんが、何回も思い出すことで記憶が強固になったのです。

早朝特訓では、昨日の夜に覚えたことを正しく思い出せるかチェックをします。そして覚えていないものは、もう一度覚えなおし。

夕方、教室に来たときに再チェック。そうして1日に2~3回、確認を繰り返します。この流れで苦手な科目や単元もクリアしやすくなります。

前に書いた通り、眠っている間に覚えたことを忘れてしまうことは、よくある話です。だからこそ、こうして繰り返しトライすることが重要です。

単純作業ではもったいない

あと注意がひとつ。単純な計算問題や提出物をあわてて仕上げるのに、朝の時間を使うのはもったいないです。せっかく脳が一日で一番元気な時間帯です。「単純作業」ではなく、記憶に定着させる時間にできるといいですね。

最後までお読みいただき、ありがとうございます。

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