2019年03月22日
課金ゲームに月10万円?!
「ゲームの課金に月10万円くらい使ってるよ」
「1本のゲームを作るのに必要な日数って、2年とか5年とか」
「日本では1:1の対戦型のゲームって人気がなくって。だからeスポーツでは・・・」
ふとしたきっかけで再開した友人で、ゲーム制作会社を立ち上げた大西氏が生徒たちの前で語ってくれました。
最近のゲーム業界事情に興味津々な生徒たち
・日本製より中国製や韓国製のゲームのシェアが増えてきている!
・ゲーム制作は担当によって年収が大きく変わる。月に1000万円稼ぐ人も!
・ゲーム制作会社には東大の人も就職活動にやって来る!
・1本のゲームを作るのに億単位でのお金が必要なこともある!
・製作にあたって日本だけで完結することが少なくなっている。海外の人たちと一緒に作るので英語が必要!
こんな話を生徒たちは身を乗り出して聞いていました。
質問の嵐
こんな座談会をしたあと、質問をしてもらうとシーンとなりがちですよね。
でもゲームの話なので、全員が質問をしていました。中には3回も4回も手を挙げる子が。
・どんなゲームを作るのが難しいですか?
・日本で一番売上の高いゲームは何ですか?
・製作するのが難しいゲームって、どんなのですか?
・バトルロワイヤルって日本では人気がないんですか?
もっと質問が出ていたのですが、具体的なゲームに関することだと私にはついて行けませんでした(笑)
ゲームを仕事にするために必要なもの
ゲームに関する仕事に就くために必要なのは「コミュニケーション能力」と「好奇心」だそうです。
なんだか普通過ぎて拍子抜けといった反応でした。どんな仕事に就くにしても基本的なことが一番大切だということですね。
「興味を持って何でもやってみることが大切」と話していたのは、昨日のイチロー選手の引退会見での子どもたちへのメッセージと重なるように感じました。
野球だけでなくてもいいんですよね、始めるものは。自分が熱中できるもの、夢中になれるものを見つければそれに向かってエネルギーを注げるので、そういうものを早く見つけてほしいと思います。
それが見つかれば、自分の前に立ちはだかる壁にも、壁に向かっていくことができると思うんです。それが見つけられないと、壁が出てくるとあきらめてしまうということがあると思うので。いろんなことにトライして。自分に向くか向かないかよりも、自分の好きなものを見つけてほしいなと思います。 (イチロー選手の引退会見より) |
生徒たちの感想
ゲームをするだけで稼げるんだと思っていた。でも裏では多くの人と莫大なお金、長い時間がかかっているんだと知って驚いた。 |
ゲームの仕事をするなら、いろいろな人をまとめる役割のプランナーになりたい |
楽しい部分だかではなく大変なところも聞いた上で仕事に興味を持ってくれたのは企画者冥利につきますね。
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