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やり続けないと忘れるのは勉強だけじゃない

2021年07月03日

こんにちは、低学年担当の福島妙です。

6月が終わり、いよいよ2021年も後半がスタートしました。あっという間に半年が終わってしまったと感じているのは、私だけではないと思います。

6月30日になると「夏越の祓(なごしのはらえ)」で、「輪くぐり」を目にしてことがある方も多いと思います。

「夏越の祓(なごしのはらえ)」は、1年間の半分が終わったので、その半年間の穢れを落として、残りの半分の無病息災を祈願するものです。

夏越といえば、先日茶道のお稽古で茶杓の御名に「なごし」と言われていた方がいました。その時に、「なごし」がなんのことがわからなくて、先生が説明してくれました。それで、今日の冒頭の文章がでてきたわけなんですね。

さて、久しぶりに茶道のお稽古について書きたいと思います。

茶道のお稽古どうなってるの

未来アカデミーのニューズレター編集後記では、よく茶道のお稽古の経過報告をしてます。でも、ブログに書くのは久しぶりですね。ご心配している方もいらっしゃるかも?しれませんが、マイペースにお稽古は続けています。

でも、コロナの影響でつい先日までお稽古がお休みになっていました。1か月ぶりにようやくお教室が再開されました。

そして、冷や汗を毎回かきながら、「入門」、「小習」「茶通箱」の「許状」と裏千家の会員番号カードみたいなものを頂くことができました。(ちなみに、「許状」と「免状」は別物です。)

「免状」はちゃんとできるようになったからもらえるイメージだとしたら、「許状」は何か試験があるわけではなく、ある一定の期間継続してお稽古に通ったら、〇〇っていうお点前を習える資格をあげますよっていうものだと思います。

1年間でやってきたのは、割稽古、盆略手前、お運び薄茶、更好棚薄茶、杉棚薄茶、五行棚薄茶などを習いました。でも、この中に「茶通箱」というのはありません。ということは、これから習うお許しをもらえたってことですね。

そして季節はかわりまた四苦八苦

許状をもらえてウキウキしていたのですが、1か月のお休み後のお稽古では半年ぶりに炉から風炉にかわっていました。以前も書いたと思うのですが、おおざっぱに書くと、茶道では季節がかわると使う道具がかわったり、置き場所がかわったりします。

車の運転で言うと、右ハンドルから左ハンドルに変わるとか、そんな感じですかね。w(ちょっと違うな・・・)

まぁ、普通の人だと問題ないのですが、私のような不器用な人には、この季節がかわることで今までやっていたことと少しだけ違うことをやることになり、少し違うだけのことで頭が真っ白になってしまうってわけです。w

一度乗れるようになった自転車の乗り方は忘れないといいます。実際、自転車はそうなのですが、お茶に関しては半年前にできていたことなのに、半年しなくなると記憶から抹消されてしまいます。なぜなんでしょうかね。

忘れたらまたやるしかない

先生には呆れられるのですが、とにかく忘れちゃったらまたやるしかないんですね。もちろん、背中は汗でびっしょりですけど、恥ずかしくても何度も何度も忘れている部分を繰り返すことでしか、定着しないのだと思います。

先生が言うのです。「わすれちゃうから、お稽古するのよぉ。」

勉強もそうだと思いませんか?

 

最後までお読みいただき、ありがとうございます。

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