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「ゲームは1時間まで」法律で決めるべきでしょうか

2020年02月20日

ゲーム禁止条例?

今朝の読売KODOMO新聞の記事です。

「1日にゲームは60分まで」、香川県でつくろうとしている条例に賛否両論、さまざまな意見が出ています。

「1日60分」の部分がクローズアップされていますが、あくまで基準や目安で各ご家庭で話し合ってルールを決めるよう求める内容です。

↓NHKニュースの記事です。よければご参考に。

「スマホ1日60分」を「ゲームのみ」に修正 条例素案 香川

そこまで法律で定めるの?

この条例はまだ正式に可決されているわけではありません。しかし、ゲームやスマホについて何時間もゲームをしたり、止められなくなってしまう「ゲーム依存症」を広く考えたり、小中学生にも啓発する意味ではよかったかもしれませんね。

条例の内容に対して賛成か反対か私の意見は差し控えたいと思います。

しかしゲームを何時間するのかは、本来、個人や家庭の問題のはずです。そこまで条例や法律が入ってくるのかと思うと、ちょっと怖いものを感じます。

ルールを作ったら運用も課題に

また自戒を込めた話なのですが、家庭内でルールを作ったときに、その内容よりも運用が非常に重要だと考えます。

スマホやゲームを買い与えるときに、多くのご家庭でルールを決めると思います。でも、しばらく経ったらルールが守られなくなっていた、なんていう話をよく耳にします。

これは子どもたちにとって、よくない学びになります。極端かもしれませんが、「ルールを破り続けたら、そのルールはなくなってしまうんだ」という誤ったメッセージを発してしまうことになりかねません。

しかし親が一方的にルールを決めて押し付けても、子どもたちにとっては納得感がなく守らないかもしれません。

今の世の中の状況で、ある程度の年齢になるとスマホを完全にシャットアウトするのは難しいのかもしれません。

だかこそ、「なぜ、そのルールが必要なのか」という背景や守れなかったときに自分自身に与える悪影響(ゲーム依存や睡眠不足による体調不良など)も話し合って、上手にデジタル機器とつきあえるといいですね。

 

最後までお読みいただき感謝しています。

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