2018年11月10日
写真:教育ITソリューションサイトより引用
こんにちは、低学年担当の福島妙です。ようやく風邪が落ち着いたと思っていたら、福島塾長にうつしてしまいました。誰かにうつすと治るといいますが、ほんとですね。
さて、福島塾長がすでに教育ITソリューションExpoについて記事を公開していますが、私もHR(人事・総務)エリア見学の後、教育エリアにも足を延ばしてきました。
プログラミングと英会話が多い!
様々なブースがあるのですが、今年、目をひいたのはプログラミング関連と英会話関連。また、マイクロソフトやグーグル、ソニーなどの大手が教育関連にブースを出展していることに目が行きました。
初めて教育関連の展示会に足を運んだのですが、いろいろな新しいサービスに触れることできて楽しいですねぇ。未来の教育の一旦を見るような気分です。
英会話業界は戦国時代に突入
ECCジュニアなどの子ども向け英会話だけでなく、法人向けの英会話サービスが目立ちました。楽天が開発した法人向け英会話サービス、無学年制でセンター入試に向けた英語サービス、そしてオンライン英会話。
スマホを利用した無料のアプリ学習などがたくさんあるなかで、どう差別化して本当に英語力をつけていくのかを我々はよく見極めなければならない時代になってきたと思います。
たくさんのサービスが出ることは、消費者にとって喜ばしいことです。しかし、価格競争が激化し、本来の価値に見合わない低価格でサービスを売り買いすることは、個人的には賛成しかねます。
しっかりとしたサービスを提供し、適正な価格でサービスを届け、業界全体が向上するのが一番いいと思っています。
教育分野は子どもたちの未来の可能性に貢献するという責務を担っているので、価格だけの競争にはならないでほしいものです。
ポログラミング的思考を養うかわいいガジェットたち
プログラミング的思考を培うためのガジェットとして、かわいいものを発見しました。立ち位置としては、スクラッチを勉強するもっと前の段階、PCを使うことなくプログラミングのベースとなる思考を鍛えるためのようなものですかね。
ガジェットの上部にある矢印で、進む方角などを覚えさせて、地図上のゴールを目指します。地図上にはお店があったり、通れないようなイラストが描いてあり、障害物をうまく回避してゴールに向かいます。粘り強く試行錯誤する姿勢をゲーム感覚で養っていくようです。
お次もかわいいフォルムのガジェット。アーテック社のalilo(アリロ)です。コロンとしたフォルムが個人的にツボです。w
こちらも同じくPCを使わずにプログラミングのベースとなる思考力を高めるためのものとなります。かわいいフォルムにもかかわらず、機能満載の面白い子です。
付属されているかカードを使ってコースを自分で作るところからスタート。そして、その上を自分が考えていたようにアリロが動くか検証します。また、アリロ本体で動きを覚えさせるだけでなく、専用アプリを用いて声で操作したり、ドラッグアンドドロップで簡単な動きを覚えさせることも可能!
さらに、スマホやタブレットをコントローラーとして使用することもできるようです!
「すごい、ほしいーーー!」「ママ買ってー!」といいそうになります。子どもの気持ちがよくわかります。w
アリロは英語対応もしているらしく、インターナショナル幼稚園などに導入している実績があると伺いました。未来アカデミーの低学年クラスにもほしいです!塾長!
そして、こちらも見た目から目をひいたガジェット。こちらはソニーさんのもので(名前は忘れてしまいましたが)、タブレットとガジェットが連動しています。タブレットで「ボタンを押すと電気がつく」という命令をプログラミングし、実際に緑のガジェットをぽちっと押すとオレンジ色のガジェットの電気が点灯する動きをしてくれます。
英会話、プログラミング関連のサービスから考える
様々なサービスが世の中にはあふれる時代になりました。消費者は選択眼が必要な時代になったのだと痛感します。
単なる時代の流行りに便乗したサービスなのか、それとも素晴らしい可能性を持ったサービスなのか。ほんとにこのサービスは子どもたちのためになるものか、逆にそのサービスを利用することでのデメリットはないのか。
40年前と比べるとあまりに増えすぎた選択肢。選択肢の少ない時代は、ある意味楽だったのかもしれないなと感じる一日となりました。
展示会では他にも様々な商品やサービスが紹介されていたのですが、あまり時間がなくてじっくり全部を見て回る時間がとれなかったのが残念。来年は1日かけるくらいの気持ちで、講演会も含めじっくりまわりたいと思います。
最後まで読んで頂き、ありがとうございます。