2019年09月05日
昨日の大谷高校に続いて今日は中学校のレポートをします。
なかなかの合格実績
「なかななの」とは失礼ですね。スミマセン。
合格者の特徴としては国公立大学への推薦やAO入試で合格する人が目立つことでしょうか。
昨年度は14名、今春も14名で2年連続で京大への合格者も出しています。(昨年は医学部、今年は農学部)
また関関同立へは95名→113名と伸ばしていますね。近大も70名→72名と私立大学の難化を考えるとすごく健闘していると思います。(ただし延べ人数です。合格実数や進学実数を出してくれるといいんですけどね。)
「なかなかの」とした理由は2つあります。1つ目は上記の実数が分からないこと。
2つ目は入学者の学力差が大きいと思われるからなんです。
というのも大谷中学校は医進コース、特進コース、凛花コースと3つのコースに分かれていて、合格ラインがかなり幅広いです。さらに同じコースでも差が大きいと思われます。そのことについて次に述べます。
幅広い合格ライン
■昨年度の入試での合格点(1次A入試)
合格最高点 | 合格最低点 | 差 | |
医進 | 247 | 171 | 76 |
特進 | 150 | 78 | 72 |
凛花 | 135 | 47 | 88 |
医進は算国理280点満点、特進と凛花は算国200点満点です。
また各コースとも英検取得者には合格級に応じて加点があります。例えば、4級で10点(3科入試は15点)です。
また2回以上、大谷中学校を受験すると2回目以降は10点の加点があります。
これらの英検と複数回受験の加点は両方を同時に使うことも可能です。
英検3級(20点加点)を持っていて凛花コースを受けると、算国200点満点で27点を取れば合格できるということですね。
つまり、上の表に書いた最高点と最低点の点差がさらに大きい可能性があるということです。
生徒を伸ばす学校の上位にランクイン
説明会の中で「東洋経済という雑誌の特集で生徒を伸ばす中学校の上位にランクされた」とおっしゃっていました。「関西の女子高ではトップ」とも。
入学したときの偏差値からどれだけ伸びたかという指標だったかと思います。
上位で入学した生徒たちが伸びているのか、最低点あたりで入学した生徒たちが伸びているのか、そのあたりのことも説明していただけると、より志望校選びの参考になると思います。
そのあたりのことも大谷中学校の入試説明会や個別相談会でよければ質問してみてくださいね。
最後までお読みいただき、ありがとうございます。
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