2018年03月19日
4年間お疲れさまでした!
土曜日は大学卒業、就職のため未来アカデミーからも卒業する講師の送別会でした。
彼は未来アカデミーを始めた年に中学1年生で塾に来てくれた生徒たちと同級生です。その学年の人たちが新社会人になるのかと思うと感慨深いものがあります。
ほとんどの学校で卒業式も終わり、季節はほぼ春?すでに春?ですね。
穏やかな季節ですが、公立高校の発表を明日に控え、なかなか穏やかな気持ちでは過ごせません。
今年の入試では、全日制は定員39,875人に対して、46,696人の出願でした。何をどうしても7,000人弱の不合格者が出てしまいます。
また内申点や成績などの制約を考えて、本当の第一志望ではない高校を受験した人もいることでしょう。
しかし毎年のように思うのは、志望校選びや受験、合否は出来事に過ぎないということです。その出来事に意味を持たせるのは私たち自身です。自分がどのように感じるか、考えるかによって行動が大きく違ってきます。
「この学校に合格したから、〇〇することができた」
今回の結果がどうであろうと、3年後にはこんな喜び、感想を抱いて新たな進路を歩き出してほしいと願います。
決して合格、不合格を軽んじる訳ではありません。不合格になってしまうと苦しいです。立ち直れないと思ってしまうかもしれません。
でもいつか立ち直れます。そして、その後にどういう行動をするのかが不合格に意味を与えます。
「不合格になったから、もうダメだ…」「未来に希望なんてないかもしれない…」と落ち込み続けることもできるし、「不合格になったから、〇〇することができた」と新たな行動を始めることもできます。
これは合格者にも同じことが言えます。
「せっかく志望校に合格したのに…」と3年後に後悔する人もいれば、「この学校で〇〇して良かった」と喜びを爆発させる人もいることでしょう。
そして、また次の進路での考え、行動が私たちの「今」を作ります。
高校入試は通過点です。高校生活も、大学入試も、就職活動も。すべて人生における通過点です。その通過点を意味あるものにできることを願います。自戒を込めて…
最後までお読みいただき、ありがとうございます。