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清教学園中学校・高校、2024年入試説明会レポート

2024年09月06日

昨日は清教学園へ。

塾対象の説明会ではテニスコートなどのある小グラウンドを駐車場にしてくれるので助かります。

プロが我が子を通わせる学校?

普段は清教名物?「しらかしの径(みち)」を通って20分ほど山道を登らないといけません。通学にそんな苦難が伴うのに、高校入試での専願率の高さが大阪で3位(清教調べ)とのこと。安定の人気を誇る学校です。

昨日の説明会で印象に残っているのが「我が子を通わせたい学校か?」というフレーズ。理事長、校長先生、教頭先生のお子さんが清教に通っていて、また公立・私立問わず他校の先生や塾の先生の子どもが多く通っているそうです。その割合は公表できないとのことでしたが、ぜひ知りたいです。

他校の状況をよく知る立場にいる人たちが選んだ学校というアピールでした。

そして、清教のことをよく理解してくれるご家庭、学校の方針に賛同してくれるご家庭にぜひ受験してほしいとの姿勢が現れる入試結果だったようです。

中学入試

前期、後期それぞれで合格予定者数を定めていた枠を今春の入試で取り払いました。その結果、前期専願での合格者が増えたとのこと。この辺りにも清教の方針に賛同して、絶対に入学したい!という生徒を取りたいという意図が明確ですね。

前期で合格したもののコースアップを狙って後期にもチャレンジしたのが18名。Ⅱ類に合格したのは1名でした。

また前期で不合格で後期に再チャレンジたのが7名。残念ながら合格者はゼロでした。

前回の記事でも書いていますが、ぜひ清教に入りたい!という人は必ず清教模試を受けてください。清教模試でC判定だとほぼ確実に合格圏、E判定までなら頑張りで何とかなります。F判定だと、ちょっとキビシイです。(F判定からの合格者もいますが、少数です。)

高校入試

「本学を私学の第一志望とする者」という要件を出願資格に追記したそうです。

これは併願で受験して1.5次入試や他府県の入試でさらに上位校を狙う層をけん制したものです。

その他の変更点

説明会の冒頭で、3つのマイナスがあるというお話がありました。

・和泉、岸和田方面のスクールバスに高校生が乗れなくなります。

・中学生の海外研修の積立金が毎月5000円アップします。

・制服代がアップします。

一つ目のスクールバスの変更は一部地域の生徒には影響が大きくなりそうです。

ラーニングコモンズ(完全沈黙がルールではなく、話し合いなどが可能な多目的自習室)から見える緑の多い景色は、いつもながら気持ちが落ち着きます。

 

前回、前々回の訪問時の記事のリンクを貼っておきます。各コースの詳細などを書いていますので、あわせてご一読くださいませ。

清教学園、2023年入試説明会レポート

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