2021年12月16日
今回の記事は受験生だけではなく、他の学年の方にも使ってほしい学習方法です。
冬休みを目前にして受験生たちの目の色が変わってきました。毎週土曜日に開催している中学3年生向けの入試特訓講座も今回から後半に。
今回は冬期講習を前にして、過去問演習の取り組み方と冬期講習をムダにしないポイントを1つだけお伝えしました。
過去問演習
高校入試において、過去問演習は冬休みくらいから本格的にスタートします。あまり早すぎても習っていない単元があって、特に英語や数学は解きにくいですからね。
過去問の取り組み方については過去に記事にしていましたので、よければ以下の2本をお読みいただければと思います。
実際の解き方を書いた記事がコチラ
『過去問の取り組み方①』
また過去問集の選び方はコチラの記事を参考になさってください。
『過去問集5社を比較してみた~大阪府公立高校~』
冬期講習を最大限活かすために
大げさなタイトルにしましたが、実は大したことはありません。ただ面倒くさいので、多くの子が取り組まないことです。だからこそ取り組めば差がつきます。
中3生に限らず冬期講習では、すでに習った単元を問題演習形式で学習することが多いと思います。
取り組んだ問題は次の3つに分類できます。
①正解できた問題、②ミスでえ間違えた問題、③自力では解けなかった問題。
冬期講習を活かし、実力が上がるかどうかは、②と③への取り組み次第です。
ミスでえ間違えた問題
ここでの失点を失くせば、かなり成績を上げられる生徒さんが多いです。
とは言え、なかなかゼロにはなりません。
3日とか5日とかで区切って、まとめて解き直しをするといいでしょう。
その時に、「前に解いたときは、こんなミスをして間違えた!」というのを思い出しながら解くと効果的です。
自力では解けなかった問題
問題の難易度にもよりますが、ここにお金を払って冬期講習を受けている価値があります。
数学や英語、理科で暗記事項ではなく物理・化学分野を中心として理解が必要な問題は、授業で解説してもらったその日のうちに自分で解けるか試してみてください。
意外と「あれ?」となることが多いんですよね。その場合は、質問に行くようにしましょう。
そして2~3日経ってから、もう一度解き直してみてください。ここで解けたら、その問題は自分のものになっています。解けなければ、やはり質問に行きましょう。
この自力で解けなかった問題をノートにまとめておくと、入試直前にも強い味方になりますよ。
来週あたりからスタートする塾での冬期講習。ぜひ有効に活用して、合格を勝ち取ってくださいね。
最後までお読みいただきありがとうございます。