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学校の実力テストと模擬テストの違い~高校入試特訓2回目~

2020年09月14日

一昨日の土曜日は中学3年生対象、2回目の入試特訓でした。

今回、お伝えしたのは「実力テストと模擬テストの相関関係について」です。

あわただしさを実感

一部で今週中に実施される学校がありますが、多くの中学校で9月の実力テストが終わりました。

月州学校、大浜中学校では成績表が配布され、殿馬場中学校では今週中にも結果が判明するでしょう。

それにスケジュールを合わせるように昨日の日曜日は五ツ木模試が実施されました。また今週にも8月末に塾で受けてもらった進研模試の結果が返ってきます。

そして早いところでは、今週後半から中間テスト3週間前に突入します。

先週、カレンダーを配布して自分自身のスケジュールを確認してもらいましたが、あわただしさを実感してくれているようです。

実力テストと模擬テスト、どっちを見たらいいの?

そんなテストラッシュ中の中学3年生ですが、10月中に決めてほしいことがあります。私立専願か併願して効率を第1志望にするのか、また私立高校はどこにするのか候補校の絞り込みです。

11月に入ると2回目の実力テストがあり、その次の週か翌々週あたりに進路懇談がありますからね。何も決めていなければ、中学校の先生が提示された2・3校の中から学校を選ぶことになります。

ということで、学校の実力テストと模擬テストの成績の相関関係について、入試特訓の授業が始まる前にお伝えしました。

テストの特徴

各中学校で実施される実力テストは、学校によって難易度に差があります。また、ご存知の方も多いかと思いますが、学校間でかなり大きな学力格差が存在します。

つまり同じ60点でも学校によって価値が違うということです。

五ツ木模試や進研模試は、全員が同じ問題を問題を解きます。だから誰が60点を取っても価値は同じです。

実力テストと模擬テストの成績の相関

仮に平均点がどこの学校でも50点だったとしても、60点は偏差値45に値する中学校もあれば、偏差値55に匹敵する学校もあります。

具体的にそれぞれの中学校の平均点が偏差値に換算するとどうなるのかを伝えたところ、「えーっ!そんなん不公平やわ!」と悲鳴にも似た声が上がりました。

なにを持って不公平というかは考え方次第で変わります。それを伝えると落ち着きましたが。

私立高校の選び方

公立高校にカラーの違いや校風の違いはありますが、私立高校のそれは学校もっと大きく違います。教育のベースとして宗教があったり、教育観から授業スタイルや1日の授業時間数が違ったり。

そんなカラーを見て私立高校を選んでほしいというのが前提としてあります。

でも成績に差が多きければ、合格することはできません。

身も蓋もない言い方ですが、成績に応じた学校を選ぶ必要があります。だから実力テストと模擬テストの相関についてお伝えしました。

しかし、それでも同じ難易度でいくつかの学校を選ぶことができます。

進学する高校によって、3年後の姿は大きく変わります。だからこそ今の成績、これからどう伸びるのか、そして3年後やその先の進路、そういったことをしっかりと考えて志望校を選んでほしいと思います。

毎回、入試特訓の日に高校入試についてだけでなく、大学進学や就職やその後の人生について少しずつ様々なことをお伝えしていきます。

 

最後までお読みいただいて、ありがとうございます。

勉強や入試に役立つ情報をお送りします。
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