2020年07月05日
初めてのテスト前、中学1年生の様子
初めての定期テスト前を迎えた中学1年生。
週末の教室での自習の様子を見ていても初々しさがありますね。
初々しさにはプラスもマイナスもあります。
「テストに向かって頑張るぞ!」という気持ちはテスト慣れした2年生や3年生より強いものがあると感じます。
しかし「勉強って具体的に何をしたらいいの?」という戸惑いにも似た、ソワソワとした落ち着かなさもあります。それを正しい自信に変えることができると次回からは細かくチェックしなくても自分で動けるようになってきます。
まずはワークチェック
ということで、それぞれの学校から配布されたワーク(問題集)の進捗状況をチェックします。
ワークの種類や学校の先生からの使い方の指示によって書き方は様々です。ワークに直接、鉛筆で答えを書いて、赤で正しい答え書き写すのはそろそろやめてほしいのですが、根強い人気がありますね。
これが王道、テスト勉強の基本
公立中学校でのテスト勉強の基本はワークをキチンとできるようにすることです。直接、書き込んでしまうと出来るようになったかチェックするのが難しくなります。
まあ書いてしまったものは仕方がないので、コピーをして答えを消してもらいましょう。
そして、1ページ全体を完璧にできるようにしてもらいます。
まずは自力で解ける問題とそうでない問題を仕分けします。
次に解けなかった問題を解けるようにします。数学や国語など理解の必要なものは解説を読んだり、質問をしてもらいます。社会や英語など暗記が必要なものは覚えます。
そのあと、もう一度解いてみます。出来ない問題は再度、やり直しです。
こんな感じで1ページずつ完璧に仕上げていきます。
その1ページを積み重ねて、テスト範囲の最終ページまで進めていきます。
もちろん忘れてしまうので、もう一度最初から最後まで通すことも必要です。
単純な作業といえばそれまでなのですが、なかなか自分ひとりでは出来ないんですよね。
初めての定期テストは、テスト勉強の基礎基本を身に付ける最大のチャンスです。そのためにテスト前には塾に来てもらって勉強するのを基本としています。
中学1年生の定期テストについて、こちらもご参考に。
最後までお読みいただき、ありがとうございます。
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