2020年05月03日
こんにちは、低学年担当の福島です。
ゴールデンウィーク真っ最中です!「おうちですごそう」ということで、せっかくの長期休みも自宅で過ごしています。久しぶりに人生ゲームを引っ張り出しきたり、堺かるたをやったりしています。
しかし、さすがにずっと自宅で過ごすにも限界があり、最近は人の少ない時間帯に公園でバドミントンをすることも。
そして、読書です。最近読んだ本をご紹介します。
ケーキの切れない非行少年たち
かなり話題になっていた一冊ですね。私も知人から面白い本だよとすすめられて読みました。
児童精神科医である筆者が、非行少年や問題行動を起こす子どもたちの認知能力について、実際に出会った子どもたちとのやり取りから紹介しており、一般の人にもわかりやすく書いています。
特に印象的だったのは、問題行動を起こす子どもたちは小学生の低学年でサインを出しているという箇所です。
そのサインをキャッチして、教育現場がきちんと対応することで、その後の子どもたちの人生がかわるかもしれないことを考えると、低学年指導の大切さを考えさせられます。
トビタテ!世界へ
「トビタテ!世界へ」は、日本のグローバル人材育成を目的とした官民協動留学プロジェクト「トビタテ!留学Japan」を立ち上げからかかわってきた筆者が、どのように資金を集め、いかにこのプロジェクトが未来の日本をつくる上で意義のあることかを、スタートからつづったものです。
このプロジェクトでは、2020年までに約1万人の高校生、大学生を海外に送り出していきました。
実際に、このプロジェクトを通じて海外へ留学した学生たちがたくさん登場してきて、この留学が単なる語学留学ではないものであることが、よく理解できるようになっています。
海外留学を通して、コンフォートゾーン(居心地のいい場所)を抜けだして、マイノリティの立場を知ったり、自分らしいリーダー像を作ったり、自分のポジションを獲得したりすることが、いかに人間を成長させるかという点は、留学に興味のない方にとっても参考になると感じました。
学生だけではなく、大人でもコンフォートゾーンを自らでることは、勇気のいることです。しかし、一度コンフォートゾーンから離れ、苦労する機会を得た人と、そうでない人では大きな違いがでることでしょう。
このゴールデンウィークでたくさんの本を読んでみてくださいね!
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最後までお読みいただき、ありがとうございます。